石川県ふれあい昆虫館
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石川県ふれあい昆虫館 Ishikawa Insect Museum | |
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正面入口 | |
施設情報 | |
正式名称 | 石川県ふれあい昆虫館[1] |
愛称 | ふれあい昆虫館 |
専門分野 | 昆虫 |
事業主体 | 石川県 |
管理運営 | 財団法人石川県県民ふれあい公社(指定管理者) |
開館 | 1998年7月22日 |
所在地 |
〒920-2113 石川県白山市八幡町戌3番地 |
位置 | 北緯36度26分39秒 東経136度37分56秒 / 北緯36.44417度 東経136.63222度座標: 北緯36度26分39秒 東経136度37分56秒 / 北緯36.44417度 東経136.63222度 |
アクセス | 北陸鉄道石川線 鶴来駅から徒歩20分[2] |
外部リンク | 石川県ふれあい昆虫館 |
プロジェクト:GLAM |
石川県ふれあい昆虫館(いしかわけん ふれあいこんちゅうかん、Ishikawa Insect Museum)は、石川県白山市にある県立の博物館(昆虫館)である。
概要
[編集]昆虫とふれあうことで自然の大切さを学ぶことができる施設として設置され[3]、1998年(平成10年)7月22日に開館した[4]。館内では約1,600種の昆虫標本が展示されているほか、日本海側で最大規模の放蝶温室「チョウの園」では約10種・約1,000匹の蝶が飛び交う姿を一年中観察できる。
開館当初から同県に生息する希少種シャープゲンゴロウモドキ(環境省レッドリスト・絶滅危惧IA類)の保全を目的に累代飼育・生息地の現地調査を続けており[5]、ゲンゴロウ類の飼育については日本国内トップレベルの知見がある[6]。当館は2019年11月からアクアマリンいなわしろカワセミ水族館(福島県猪苗代町)・北杜市オオムラサキセンター(山梨県北杜市)とともに世界最大のゲンゴロウである希少種オウサマゲンゴロウモドキ(ラトビア原産)の飼育繁殖・展示を日本で初めて開始し[7]、2020年6月には同種を国内で初めて羽化させた[8]。
2021年にはYouTubeチャンネルを開設した[9]。2023年には新種の水生昆虫を発見するなどの報告が続いた[10][11][12]。
館内の展示物
[編集]- 自然の中の昆虫
- 昆虫の分布
- 昆虫の知恵
- 昆虫ウォッチング
- むしむしハウス
- チョウの園
- 生活と昆虫
- 石川県の昆虫
- 学習コーナー
- 情報コーナー
- ビオトープ
交通アクセス
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]- 金沢駅から白山青年の家前まで北陸鉄道バスで約1時間、バス停から徒歩約10分
- 金沢駅まで直通するバスはわずかで、ほとんどは鶴来駅発着となる。鶴来駅から白山青年の家前までは約3分。
- 鶴来駅前から石川県ふれあい昆虫館前まで白山市営バス「めぐーる」で約5分。バス停から徒歩約2分
- 平日のみ運行。帰りは朝の1本を除き遠回りとなる。
自動車
[編集]- 北陸自動車道の白山インターチェンジ・美川インターチェンジからそれぞれ約25分
周辺
[編集]脚注
[編集]- ^ 石川県ふれあい昆虫館条例
- ^ 利用案内. 石川県ふれあい昆虫館
- ^ “石川県ふれあい昆虫館 中期経営目標(実施期間 平成29年度~平成33年度)” (PDF). 石川県ふれあい昆虫館. 石川県ふれあい昆虫館 (2017年3月). 2020年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。
- ^ “おしえて!昆虫館 > 昆虫館 についての質問”. 石川県ふれあい昆虫館. 石川県ふれあい昆虫館. 2018年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。
- ^ 『読売新聞』2012年12月12日中部朝刊特集A面22頁「守ろう地球の昆虫たち 東海3県・北陸のレッドデータ昆虫編=中部」「◆絶滅の危機、何代も飼育 シャープゲンゴロウモドキ 石川県白山市」(読売新聞中部支社記者:池田創)
- ^ 「白山の県昆虫館 欧州の絶滅危急種国内初展示」『北國新聞』北國新聞社、2019年11月17日。オリジナルの2020年1月18日時点におけるアーカイブ。2020年1月18日閲覧。
- ^ “国内初!「オウサマゲンゴロウモドキ」の生体展示”. 石川県ふれあい昆虫館. 石川県ふれあい昆虫館 (2019年11月16日). 2020年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月18日閲覧。
- ^ 鴨宮隆史「国内初の羽化 世界最大のゲンゴロウ 県昆虫館」『中日新聞』中日新聞社、2020年6月8日。オリジナルの2020年6月11日時点におけるアーカイブ。2020年6月19日閲覧。
- ^ “「昆虫は面白い」石川県ふれあい昆虫館ユーチューブ開設”. 朝日新聞デジタル (2021年2月7日). 2024年1月29日閲覧。
- ^ “新種水生昆虫を発見 ふれあい昆虫館学芸員ら”. 中日新聞 (2023年2月16日). 2024年1月29日閲覧。
- ^ “日本で採取の「マダラアシミズカマキリ」 実は別の昆虫だった”. 中日新聞 (2023年7月20日). 2024年1月29日閲覧。
- ^ “新種のミズカメムシ発見 59年ぶり、命名「ナギサミズカメムシ」”. 産経新聞 (2023年10月12日). 2024年1月29日閲覧。
- ^ “利用案内”. 石川県ふれあい昆虫館. 石川県ふれあい昆虫館. 2020年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- 石川県ふれあい昆虫館
- 石川県ふれあい昆虫館 (@FurekonOfficial) - X(旧Twitter)
- 石川県ふれあい昆虫館 (fureaikontyukan) - Facebook
- 石川県ふれあい昆虫館 (@furekon) - Instagram
- 石川県ふれあい昆虫館 - YouTubeチャンネル