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石橋史匡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石橋史匡
Fumi Ishibashi
DSLドジャース 監督
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 群馬県前橋市
生年月日 (1983-09-11) 1983年9月11日(41歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

石橋 史匡(いしばし ふみまさ[1][2]、Fumi Ishibashi、1983年9月11日 - )は、日本群馬県前橋市出身の元プロ野球選手(捕手)。現在は、MLBロサンゼルス・ドジャース傘下にてドミニカンサマーリーグの監督を務めている。

経歴

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プロ入り前

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群馬県出身。中学時代からMLBに憧れていた[3]

中学卒業後に、東京農業大学第二高等学校に進学した[3]

高校2年まではベンチだった[3]。高校3年で先発捕手となったものの、目立った活躍をすることはなかった[3]

2002年9月に、アメリカ合衆国ロサンゼルスにある短期大学に進学した[3]

プロ入り

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2005年に、独立リーグであるゴールデンベースボールリーグジャパン・サムライ・ベアーズに入団した[3]。ここでは、67試合に出場し、打率197、35安打を記録した[4]。しかし、チームは1年で解散となった[3]

その後は、ロサンゼルスで斎藤隆などの自主トレーニングを行なう日本人選手の練習を手伝っていた[3]

2007年に、ビザが切れたため帰国した[3]。この年は、クラブチーム岩手21赤べこ野球軍団でプレーしていた[3]

2008年は、独立リーグであるベースボール・チャレンジ・リーグ新潟アルビレックス・ベースボール・クラブの内定が決まっていたが、再渡米している[3]トライアウトを受けロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ[3]。しかし、傘下アドバンスAのインランド・エンパイア・シックスティシクサーズでの2試合の出場のみだった[4]

現役引退とその後

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2009年のキャンプ時に、引退勧告を受けた[3]。その後は、ブルペン捕手としてチームに残った[3]。傘下に所属していた日本人選手の通訳も務めた[3]。また、コーチの手伝いや、ユニフォームの洗濯などスタッフの仕事にも協力していた[3]

その後、2012年に、メジャーのブルペンキャッチャーに内部昇格、翌2013年にブルペン捕手を解任され、2014年からパートタイム契約でルーキーリーグのコーチの見習いとなった[3]

シーズンオフの11月に球団のフロント陣が刷新したのに伴いマイナー部門の担当者も一新され、マイナーリーグ担当部長に就任したゲーブ・キャプラーからコーチ就任の打診メールを受け取り[3]2015年1月12日に、正式に球団からアドバンスルーキーリーグに加盟する傘下球団オグデン・ラプターズのコーチに就任された事が発表された[5]。これは日本人として初となるフルタイム契約での採用であった[3]

2016年には同じくドジャース傘下、A+級グレートレイクス・ルーンズのコーチに昇格、以降翌2017年まで務めた[6]2018年度は再度オグデン・ラプターズコーチとしてオファーを受けていたものの、ドジャースのブルペン捕手不足という球団事情により、2013年以来となるブルペンキャッチャーに就任しメジャーに同行する事となった[7]。2019年はドジャース傘下にて日本人としては初となるドミニカンサマーリーグにおいて監督に就任した。

脚注

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  1. ^ ドジャースが石橋史匡とマイナー契約 - MLBニュース”. nikkansports.com. 日刊スポーツ (2008年2月24日). 2015年1月26日閲覧。
  2. ^ 入団辞退のお知らせ”. BCリーグ[ベースボール・チャレンジ・リーグ]:プロ野球独立リーグ (2008年2月23日). 2015年1月26日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 無名の元高校球児が偉業を成す。 ドジャースのマイナーコーチに就任! Sports Graphic Number 菊地慶剛 (2015年1月25日) 2015年1月26日閲覧
  4. ^ a b Baseball Reference (Minors)
  5. ^ Dodgers finalize Minor League coaching staffs Ken Gurnick MLB.com (2015年1月13日) 2015年1月26日閲覧
  6. ^ Class-A Great Lakes 2016 staff includes 3 Dodgers coaches in new positions True Blue LA.com (2016年1月15日) 2018年9月12日閲覧
  7. ^ リアルな現実の中で一歩ずつ、着実に歩みを進めた“野球少年”のパイオニア/石田雄太の閃球眼 週刊ベースボールONLINE (2018年9月12日) 2018年9月12日閲覧

外部リンク

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