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石田清仁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

石田 清仁(いしだ きよひと、1946年11月1日 - )は、日本材料工学者。学位は工学博士東北大学名誉教授。元日本金属学会会長。本多記念賞等受賞。

人物・経歴

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1969年東北大学工学部金属材料工学科卒業。1974年東北大学大学院工学研究科金属材料工学専攻博士課程修了、工学博士[1][2]西澤泰二研究室出身。父が大学教官で給料が安かったため、大学に残りたくないと考え、西澤の勧めで[3]、同年大同製鋼に入社。研究開発本部配属。1979年同社星崎工場副主査[2]

1982年、西澤に誘われ東北大学工学部金属材料工学科助教授に着任[2][3]。1990年サリー大学客員教授。1993年東北大学工学部材料物性学科教授。1997年東北大学大学院工学研究科材料物性学専攻教授。1998年東北大学未来科学技術共同研究センター教授。2001年日本学術振興会合金状態図第172委員会委員長、日本金属学会副会長[2]

2003年日本鉄鋼協会理事。2005年東北大学大学院工学研究科金属フロンティア工学教授。2007年日本金属学会会長。2010年定年退職[2]、東北大学名誉教授、日本鉄鋼連盟鋼材規格三者委員会委員長[4]。2016年豊田理化学研究所客員フェロー[5]。APDIC(合金状態図国際委員会)副議長なども務めた[4]

受賞歴

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  • 物質・材料研究機構NIMS Award 2017[6]
  • 本多記念賞 2017[4]
  • 工業標準化事業経済産業大臣功績賞2016[4]
  • 河北文化事業団河北文化賞 2015[4]
  • 産学官連携功労者表彰日本学術会議会長賞 2014[4]
  • 日本金属学会学会賞 2013[4]
  • 日本鉄鋼協会西山賞 2013[4]
  • 銅及銅合金技術研究会論文賞 2009[2]
  • 発明協会東北地区文部科学大臣発明奨励賞 2009[2]
  • 日本材料学会技術賞 2008[2][4]
  • 本多フロンティア賞 2007[2]
  • 日本本金属学会功労賞(学術部門) 2006[2][4]
  • Cooper '06 Best Paper Award 2006[2]
  • 文部科学省科学技術賞(研究部門) 2006[2][4]
  • 日本機械学会東北支部技術研究賞 2006[2]
  • 銅及銅合金技術研究会論文賞 2005[2]
  • 発明協会21世紀発明奨励賞 2005[2][4]
  • APDIC Best Paper Award 2005[2][4]
  • International Metallographic Contest, Light Microscopy- Honorable Mention 2003
  • 日本鉄鋼協会学術功績賞 2003[2][4]
  • 日本金属学会谷川・ハリス賞 2002[2][4]
  • 日本金属学会技術開発賞 2001[2]
  • 日本金属学会技術開発賞 1999[2]
  • 日本金属学会論文賞 1998[2]
  • 伸銅技術研究会誌論文賞 1995[2]
  • 日本金属学会功績賞 1992[2]
  • 日本鉄鋼協会西山記念賞 1991[2]
  • 日本鉄鋼協会俵論文賞 1986[2]

脚注

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  1. ^ 石田清仁『Fe-Ni-XおよびFe-Mn-X合金の相平衡,相変態に関する熱力学的解析』東北大学〈工学博士 甲第1850号〉、1974年。 NAID 500000362651https://id.ndl.go.jp/bib/000008495694 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 東北大学史料館「業績目録(石田清仁)」第1124号、東北大学史料館、2010年3月、CRID 1050001202736355200hdl:10097/00065941 
  3. ^ a b 石田清仁「蒼い軌跡」2010年、CRID 1510855522145431680hdl:10097/41160。「授業等で使用した教材 平成21年度最終講義(2月12日(金))」 
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 基調講演・合同セッション 12月7日(月) 15:00~19:00MRMフォーラム2020
  5. ^ 石田 清仁公益財団法人豊田理化学研究所
  6. ^ 石田清仁東北大学名誉教授(工学研究科)がNIMS Awardを受賞しました。東北大学
先代
馬越佑吉
日本金属学会会長
2007年 - 2008年
次代
森永正彦