石田清仁
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石田 清仁(いしだ きよひと、1946年11月1日 - )は、日本の材料工学者。学位は工学博士。東北大学名誉教授。元日本金属学会会長。本多記念賞等受賞。
人物・経歴
[編集]1969年東北大学工学部金属材料工学科卒業。1974年東北大学大学院工学研究科金属材料工学専攻博士課程修了、工学博士[1][2]。西澤泰二研究室出身。父が大学教官で給料が安かったため、大学に残りたくないと考え、西澤の勧めで[3]、同年大同製鋼に入社。研究開発本部配属。1979年同社星崎工場副主査[2]。
1982年、西澤に誘われ東北大学工学部金属材料工学科助教授に着任[2][3]。1990年サリー大学客員教授。1993年東北大学工学部材料物性学科教授。1997年東北大学大学院工学研究科材料物性学専攻教授。1998年東北大学未来科学技術共同研究センター教授。2001年日本学術振興会合金状態図第172委員会委員長、日本金属学会副会長[2]。
2003年日本鉄鋼協会理事。2005年東北大学大学院工学研究科金属フロンティア工学教授。2007年日本金属学会会長。2010年定年退職[2]、東北大学名誉教授、日本鉄鋼連盟鋼材規格三者委員会委員長[4]。2016年豊田理化学研究所客員フェロー[5]。APDIC(合金状態図国際委員会)副議長なども務めた[4]。
受賞歴
[編集]- 物質・材料研究機構NIMS Award 2017[6]
- 本多記念賞 2017[4]
- 工業標準化事業経済産業大臣功績賞2016[4]
- 河北文化事業団河北文化賞 2015[4]
- 産学官連携功労者表彰日本学術会議会長賞 2014[4]
- 日本金属学会学会賞 2013[4]
- 日本鉄鋼協会西山賞 2013[4]
- 銅及銅合金技術研究会論文賞 2009[2]
- 発明協会東北地区文部科学大臣発明奨励賞 2009[2]
- 日本材料学会技術賞 2008[2][4]
- 本多フロンティア賞 2007[2]
- 日本本金属学会功労賞(学術部門) 2006[2][4]
- Cooper '06 Best Paper Award 2006[2]
- 文部科学省科学技術賞(研究部門) 2006[2][4]
- 日本機械学会東北支部技術研究賞 2006[2]
- 銅及銅合金技術研究会論文賞 2005[2]
- 発明協会21世紀発明奨励賞 2005[2][4]
- APDIC Best Paper Award 2005[2][4]
- International Metallographic Contest, Light Microscopy- Honorable Mention 2003
- 日本鉄鋼協会学術功績賞 2003[2][4]
- 日本金属学会谷川・ハリス賞 2002[2][4]
- 日本金属学会技術開発賞 2001[2]
- 日本金属学会技術開発賞 1999[2]
- 日本金属学会論文賞 1998[2]
- 伸銅技術研究会誌論文賞 1995[2]
- 日本金属学会功績賞 1992[2]
- 日本鉄鋼協会西山記念賞 1991[2]
- 日本鉄鋼協会俵論文賞 1986[2]
脚注
[編集]- ^ 石田清仁『Fe-Ni-XおよびFe-Mn-X合金の相平衡,相変態に関する熱力学的解析』東北大学〈工学博士 甲第1850号〉、1974年。 NAID 500000362651 。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 東北大学史料館「業績目録(石田清仁)」第1124号、東北大学史料館、2010年3月、CRID 1050001202736355200、hdl:10097/00065941。
- ^ a b 石田清仁「蒼い軌跡」2010年、CRID 1510855522145431680、hdl:10097/41160。「授業等で使用した教材 平成21年度最終講義(2月12日(金))」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 基調講演・合同セッション 12月7日(月) 15:00~19:00MRMフォーラム2020
- ^ 石田 清仁公益財団法人豊田理化学研究所
- ^ 石田清仁東北大学名誉教授(工学研究科)がNIMS Awardを受賞しました。東北大学
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