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星崎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 愛知県 > 名古屋市 > 南区 > 星崎星崎町
星崎
星崎の位置(愛知県内)
星崎
星崎
星崎の位置
星崎の位置(名古屋市内)
星崎
星崎
星崎 (名古屋市)
北緯35度4分55.7秒 東経136度56分8.18秒 / 北緯35.082139度 東経136.9356056度 / 35.082139; 136.9356056
日本の旗 日本
都道府県 愛知県の旗 愛知県
市町村 名古屋市
南区
町名制定[1] 1967年(昭和42年)6月30日
面積
 • 合計 0.312450417 km2
人口
(2019年(平成31年)4月1日現在)[WEB 2]
 • 合計 1,355人
 • 密度 4,300人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
457-0064(星崎)[WEB 3]
457-0812(星崎町)[WEB 4]
457-0062(星崎町字阿原)[WEB 5]
457-0061(星崎町字殿海道)[WEB 6]
市外局番 052(名古屋MA[WEB 7]
ナンバープレート 名古屋

星崎(ほしざき)は、愛知県名古屋市南区の地名。現行行政地名は星崎一丁目及び星崎二丁目と星崎町。住居表示未実施[WEB 8]

地理

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名古屋市南区の南東部に位置し、星崎の南東は元鳴尾町、南西は南野鳴尾、北東は阿原町、星崎の北と星崎町の西は本星崎町、北西は星園町本地通石元町に接する。

小字

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  • 阿原(あはら)
  • 大江(おおえ)
  • 殿海道(とのかいどう)

歴史

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愛知郡星崎村を前身とする。

町名の由来

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『尾張志』に「本地村に星の宮あり、これより出たる地名なり」とある[2]

沿革

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星崎町

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星崎

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  • 1967年(昭和42年)6月30日 - 南区星崎町・石元町の各一部より同区星崎一丁目が、星崎町の一部より星崎二丁目が成立[1]

世帯数と人口

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2019年(平成31年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]

町丁丁目 世帯数 人口
星崎町 95世帯 177人
星崎一丁目 349世帯 741人
星崎二丁目 206世帯 437人
650世帯 1,355人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移

星崎
1995年(平成7年) 1,236人 [WEB 9]
2000年(平成12年) 828人 [WEB 10]
2005年(平成17年) 1,214人 [WEB 11]
2010年(平成22年) 1,220人 [WEB 12]
2015年(平成27年) 1,170人 [WEB 13]
星崎町
1995年(平成7年) 205人 [WEB 9]
2000年(平成12年) 195人 [WEB 10]
2005年(平成17年) 149人 [WEB 11]
2010年(平成22年) 181人 [WEB 12]
2015年(平成27年) 186人 [WEB 13]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 14]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 15]。なお、小・中学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。

字・丁目 小学校 中学校 高等学校普通科
星崎一丁目 名古屋市立星崎小学校 名古屋市立本城中学校 尾張学区
星崎二丁目
星崎町字一之割 名古屋市立白水小学校 名古屋市立名南中学校
星崎町字二之割(上・中・下も含む)
星崎町字三之割(上・中・下も含む)
星崎町字上ノ切
星崎町字繰出
星崎町字北前 名古屋市立星崎小学校 名古屋市立本城中学校
星崎町字前田
星崎町字南前
星崎町字阿原 名古屋市立笠寺小学校
名古屋市立星崎小学校
星崎町字殿海道 名古屋市立笠寺小学校 名古屋市立本城中学校
星崎町字大江 名古屋市立白水小学校
名古屋市立柴田小学校
名古屋市立名南中学校

交通

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施設

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地図
About OpenStreetMaps
Maps: terms of use
300 m
3
2
1
略地図
1
鳴尾交番
2
光照寺
3
蒼龍寺

星崎一丁目

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浄土宗の寺院で、称名山と号する[3]建中寺の末寺にあたる[3]1217年建保5年)山田重忠創建の寺伝があり、阿弥陀仏木像は重忠由来のものとするが、星崎一帯は室町時代初期に埋め立てられた土地という説があり、時代が一致しないともいう[3]。創建時は真宗高田派信楽寺と称したが、1651年慶安4年)の浄土宗改宗に伴い正行寺と改めた[3]
  • 常徳寺
真宗高田派の寺院で、法輪山と号する[3]。三河桑子の明眼寺の末寺にあたる[3][3]
  • 喚続神社

星崎二丁目

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浄土宗の寺院で、摂取山と号する[4]。建中寺の末寺にあたる[4]。創建時は真宗高田派であり、顕正寺と称していたが、1651年慶安4年)浄土宗改宗に伴い、光照寺と改めたという[5]。寺伝に1213年(建保元年)山田重忠創建とあるが、鳴海の光正寺を移したと鳴海に伝わるともいい、未詳[3]
  • 蒼龍寺
1899年(明治32年)に東京府深川より遷されたという[4]。また、本堂は建中寺の霊殿を払い下げられた建物という[4]

星崎町

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史跡

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  • 山田重忠首塚
星崎一丁目にかつて所在[6]承久の乱に破れ嵯峨野で自刃した武将山田重忠の首を家臣が持ち帰り、当地に祀ったものとされる[6]。1937年(昭和12年)国道1号設置に伴い、滅失[6]。山田重忠ではなく、星崎城岡田重孝の首塚ともいう[6]

その他

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日本郵便

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  • 集配担当する郵便局は以下の通りである[WEB 16]
町丁 郵便番号 郵便局
星崎 457-0064[WEB 3] 名古屋南郵便局
星崎町 457-0812[WEB 4]
星崎町字阿原 457-0062[WEB 5]
星崎町字殿海道 457-0061[WEB 6]

脚注

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WEB

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  1. ^ 愛知県名古屋市南区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年5月3日閲覧。
  2. ^ a b 町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年4月22日). 2019年4月23日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
  4. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
  5. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
  6. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
  7. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
  8. ^ 南区の町名一覧”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2019年4月23日閲覧。
  9. ^ a b 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  10. ^ a b 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  11. ^ a b 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  12. ^ a b 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  13. ^ a b 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  14. ^ 市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
  15. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
  16. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年4月23日閲覧。

書籍

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i 名古屋市計画局 1992, p. 855.
  2. ^ 名古屋市計画局 1992, p. 583.
  3. ^ a b c d e f g h 三渡俊一郎 1986, p. 196.
  4. ^ a b c d 三渡俊一郎 1986, p. 195.
  5. ^ 三渡俊一郎 1986, pp. 195–196.
  6. ^ a b c d 三渡俊一郎 1986, p. 198.

参考文献

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  • 三渡俊一郎『南区の歴史』愛知県郷土資料刊行会〈名古屋区史シリーズ 9〉、1986年4月10日。 
  • 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879 

関連項目

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外部リンク

[編集]
  • ウィキメディア・コモンズには、星崎に関するカテゴリがあります。