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石部神社 (豊岡市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石部神社

拝殿
所在地 兵庫県豊岡市出石町下谷62
位置 北緯35度27分40.27秒 東経134度52分55.28秒 / 北緯35.4611861度 東経134.8820222度 / 35.4611861; 134.8820222 (石部神社)座標: 北緯35度27分40.27秒 東経134度52分55.28秒 / 北緯35.4611861度 東経134.8820222度 / 35.4611861; 134.8820222 (石部神社)
主祭神 天日方奇日方命
社格 式内社(小)
郷社
創建 不詳
本殿の様式 二間社流造
例祭 10月中旬
地図
石部神社の位置(兵庫県内)
石部神社
石部神社
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鳥居

石部神社(いそべじんじゃ)は、兵庫県豊岡市出石町下谷にある神社式内社で、旧社格郷社

祭神

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祭神は次の8柱[1]。8柱をして「八柱大神」とも称される[2]

主祭神

合祀神

なお、かつては祭神を天之日矛(天日槍)とする伝もあった[2]

歴史

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創建は不詳。社伝では、当初は坪井村(現・豊岡市出石町坪井)に鎮座したといい、のち文禄4年(1595年)には毘沙門町の丘上に遷座、さらに寛永3年(1705年)11月に現在地に遷座したと伝える[2]。創建地と伝える坪井地域は、歴史的に早い段階から開発が進んだ地になる[2]

延長5年(927年)成立の『延喜式神名帳では但馬国出石郡に「石部神社」と記載され、式内社に列している[2]

江戸時代には、前述の遷座があったほか、出石藩藩主の小出家仙石家から崇敬を受けたという[2]

明治維新後、明治6年(1873年)10月に近代社格制度において村社に列し、明治12年(1879年)8月に郷社に昇格した[2]

境内

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大ケヤキ
(豊岡市指定天然記念物)
  • 本殿 - 昭和10年(1935年)造営。二間社流造で、屋根は銅板葺[2]
  • 拝殿 - 昭和10年(1935年)造営。入母屋造で、屋根は瓦葺[2]
  • 大ケヤキ - 樹齢1,000年といわれ、幹周囲8メートル、樹高30メートルを測る[3]。豊岡市指定天然記念物。

摂末社

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左に皇大神宮、右に天満神社

祭事

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年間に行われる祭事は次の通り[1]

  • 元旦祭 (1月1日)
  • 元始祭 (1月3日)
  • 節分祭 (2月3日) - お籠り神事。
  • 祈年祭 (2月17日)
  • 夏越祭 (6月末日曜)
  • 大祭 (10月15日前の日曜)
    かつては9月12日、のち10月15日に行われた。諸杉神社伊福部神社とともに「だんじり祭り」と称して、約20台のだんじりをして出石城前でぶつけ合う喧嘩祭りを行う[4][5]
  • 感謝祭 (11月23日)

文化財

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豊岡市指定文化財

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現地情報

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所在地

交通アクセス

  • 出石中心部の辰鼓楼から東方へ徒歩約12分

周辺

茶臼山古墳
  • 茶臼山古墳 - 豊岡市指定史跡[7]

脚注

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  1. ^ a b 神社由緒書。
  2. ^ a b c d e f g h i 石部神社(式内社) & 1984年.
  3. ^ 境内説明板。
  4. ^ とよおかし議会だより第58号(平成28年11月発行)出石秋祭りだんじり” (PDF). 豊岡市議会 (2016年11月25日). 2020年9月30日閲覧。
  5. ^ 広報とよおか 2015 出石秋祭りだんじり” (PDF). 2020年9月30日閲覧。
  6. ^ 豊岡市指定文化財一覧(No235 石部神社の大ケヤキ)” (PDF). 豊岡市 (2019年3月19日). 2020年9月30日閲覧。
  7. ^ 豊岡市指定文化財一覧(No196 茶臼山古墳)” (PDF). 豊岡市 (2019年3月19日). 2020年10月1日閲覧。

参考文献

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  • 神社由緒書
  • 境内説明板
  • 桑原公徳 著「石部神社」、式内社研究会 編『式内社調査報告 第19巻』皇學館大学出版部、1984年。 
  • 「裏谷山町」『日本歴史地名大系 29-1 兵庫県の地名 1』平凡社、1999年。ISBN 978-4582490619 

外部リンク

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