石部神社 (豊岡市)
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石部神社 | |
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拝殿 | |
所在地 | 兵庫県豊岡市出石町下谷62 |
位置 | 北緯35度27分40.27秒 東経134度52分55.28秒 / 北緯35.4611861度 東経134.8820222度座標: 北緯35度27分40.27秒 東経134度52分55.28秒 / 北緯35.4611861度 東経134.8820222度 |
主祭神 | 天日方奇日方命 |
社格等 |
式内社(小) 旧郷社 |
創建 | 不詳 |
本殿の様式 | 二間社流造 |
例祭 | 10月中旬 |
地図 |
石部神社(いそべじんじゃ)は、兵庫県豊岡市出石町下谷にある神社。式内社で、旧社格は郷社。
祭神
[編集]祭神は次の8柱[1]。8柱をして「八柱大神」とも称される[2]。
主祭神
合祀神
なお、かつては祭神を天之日矛(天日槍)とする伝もあった[2]。
歴史
[編集]創建は不詳。社伝では、当初は坪井村(現・豊岡市出石町坪井)に鎮座したといい、のち文禄4年(1595年)には毘沙門町の丘上に遷座、さらに寛永3年(1705年)11月に現在地に遷座したと伝える[2]。創建地と伝える坪井地域は、歴史的に早い段階から開発が進んだ地になる[2]。
延長5年(927年)成立の『延喜式』神名帳では但馬国出石郡に「石部神社」と記載され、式内社に列している[2]。
江戸時代には、前述の遷座があったほか、出石藩藩主の小出家・仙石家から崇敬を受けたという[2]。
明治維新後、明治6年(1873年)10月に近代社格制度において村社に列し、明治12年(1879年)8月に郷社に昇格した[2]。
境内
[編集]- 本殿 - 昭和10年(1935年)造営。二間社流造で、屋根は銅板葺[2]。
- 拝殿 - 昭和10年(1935年)造営。入母屋造で、屋根は瓦葺[2]。
- 大ケヤキ - 樹齢1,000年といわれ、幹周囲8メートル、樹高30メートルを測る[3]。豊岡市指定天然記念物。
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本殿
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境内の様子
右が本社社殿、左が皇大神宮。
摂末社
[編集]祭事
[編集]年間に行われる祭事は次の通り[1]。
- 元旦祭 (1月1日)
- 元始祭 (1月3日)
- 節分祭 (2月3日) - お籠り神事。
- 祈年祭 (2月17日)
- 夏越祭 (6月末日曜)
- 大祭 (10月15日前の日曜)
- 感謝祭 (11月23日)
文化財
[編集]豊岡市指定文化財
[編集]現地情報
[編集]所在地
交通アクセス
- 出石中心部の辰鼓楼から東方へ徒歩約12分
周辺
- 茶臼山古墳 - 豊岡市指定史跡[7]。
脚注
[編集]- ^ a b 神社由緒書。
- ^ a b c d e f g h i 石部神社(式内社) & 1984年.
- ^ 境内説明板。
- ^ “とよおかし議会だより第58号(平成28年11月発行)出石秋祭りだんじり” (PDF). 豊岡市議会 (2016年11月25日). 2020年9月30日閲覧。
- ^ “広報とよおか 2015 出石秋祭りだんじり” (PDF). 2020年9月30日閲覧。
- ^ “豊岡市指定文化財一覧(No235 石部神社の大ケヤキ)” (PDF). 豊岡市 (2019年3月19日). 2020年9月30日閲覧。
- ^ “豊岡市指定文化財一覧(No196 茶臼山古墳)” (PDF). 豊岡市 (2019年3月19日). 2020年10月1日閲覧。
参考文献
[編集]- 神社由緒書
- 境内説明板
- 桑原公徳 著「石部神社」、式内社研究会 編『式内社調査報告 第19巻』皇學館大学出版部、1984年。
- 「裏谷山町」『日本歴史地名大系 29-1 兵庫県の地名 1』平凡社、1999年。ISBN 978-4582490619。
外部リンク
[編集]- 石部神社 - 兵庫県神社庁