石野駅
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石野駅 | |
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駅舎(2006年3月) | |
いしの Ishino | |
◄下石野 (0.6 km) (1.7 km) 西這田► | |
所在地 | 兵庫県三木市別所町石野3丁目72 |
所属事業者 | 三木鉄道 |
所属路線 | 三木線 |
キロ程 | 2.6 km(厄神起点) |
電報略号 | イノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1916年(大正5年)11月22日[1] |
廃止年月日 | 2008年(平成20年)4月1日 |
備考 | 路線廃止により廃駅 |
石野駅(いしのえき)は、兵庫県三木市別所町石野3丁目にあった三木鉄道三木線の駅である(廃駅)。
歴史
[編集]- 1916年(大正5年)11月22日:播州鉄道 厄神駅 - 別所駅間の開通と同時に開業[1]。旅客営業のみ[1]。
- 1921年(大正10年)5月9日:休止[1]。
- 1923年(大正12年)
- 1943年(昭和18年)6月1日:播丹鉄道の国有化により、鉄道省三木線の駅となる[1]。同時に貨物の取扱を開始[1]。
- 1962年(昭和37年)9月1日:貨物の取扱を廃止[1]。
- 1985年(昭和60年)4月1日:三木鉄道に転換[1]。同時に駅無人化。
- 2008年(平成20年)4月1日:三木鉄道三木線廃止により廃駅となる。
駅構造
[編集]地上駅。線路はほぼ東西に走り、駅舎は南側に設けられている。駅舎の北側に単式ホーム1面1線を有するが、ホームの向かいには使われなくなったホームが朽ちた状態で残っている。
駅舎は木造一階建て。屋根は新しくはなっているが、古くからの建物である。国鉄線だった頃は当駅にも駅員が配置されていたが、三木鉄道への転換後は無人駅となっており、駅舎は待合所部分のみが使われている上、待合所の出札口が板で埋められていた。
ちなみに、屋根は阪神・淡路大震災で一部屋根瓦がホーム上にも落下するなど破損したため、修理されたものだった。なお、上り(厄神方)のホーム南側には、貨車の引込み線跡と推測できる箇所があったが、現在は民間に売却され建物が建っている。
当駅には有人駅時代からの汲み取り式便所が残り、個室には和式全穴便器が設置されていた。
駅周辺
[編集]駅前から南へのびている小さな道を進むと、兵庫県道20号加古川三田線に出る。当駅の近くから西側へ、県道に沿って700メートルほど石野の町並みが連なっており商店などもある。
三木線は厄神駅からこの駅まで駅間距離が詰まっていたが、ここから別所駅までは駅間距離が比較的大きくなる。なかでも当駅と次の西這田駅との間は1.7キロメートルあり、三木線でも一番の駅間距離となっている。
バス路線
[編集]三木線の廃線後は当駅近くに「石野」停留所が設置され、三木鉄道代替バス(神姫バス運行)が経由している。