高木駅 (兵庫県)
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高木駅 | |
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駅全景(2006年3月) | |
たかぎ Takagi | |
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所在地 | 兵庫県三木市別所町高木 |
所属事業者 | 三木鉄道 |
所属路線 | 三木線 |
キロ程 | 6.0 km(厄神起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1986年(昭和61年)4月1日[1] |
廃止年月日 | 2008年(平成20年)4月1日 |
備考 | 路線廃止により廃駅 |
高木駅(たかぎえき)は、兵庫県三木市別所町高木にあった三木鉄道三木線の駅である(廃駅)。
三木線が三木鉄道へ転換されてから開業した簡便な駅であった。
歴史
[編集]このあたりの線路は播州鉄道の手によって1917年(大正6年)1月23日に開通しているが、当初この駅は設置されていなかった。1930年(昭和5年)12月20日には、別所駅と三木駅の間に高木神前駅が開業するが1943年(昭和18年)6月1日に廃止され、三木鉄道転換後の1986年(昭和61年)4月1日に宗佐駅・下石野駅・西這田駅とともに当駅が開業した。
年表
[編集]駅構造
[編集]単式ホーム1面1線のみを有する地上駅。ほぼ東西に走る線路の北側に、簡単なホームを添えただけのつくりとなっている。隣の三木駅とはわずか600メートルしか離れておらず、ホームの三木方には三木駅の遠方信号機が立っていた。
開業以来無人駅で、駅舎はなく、ホームの上に短い上屋があるのみとなっていた。
ホームの別所方の端から坂が降りており、駅から外部へはこれを使う。駅の別所方には高木第一踏切があるため、線路を越えて南側に行くことができる。その他、ホーム上には公衆電話が設置されていた。
駅周辺
[編集]駅の北側には高木の町並みが広がっており、駅の南すぐのところを三木鉄道にほぼ並行する形で兵庫県道20号加古川三田線が走っている。南側の高い場所には朝日ヶ丘団地があり、駅の東100メートルほどのところで兵庫県道20号線から南側へ分岐する道を行くと到達できる。なお、三木線の線路は当駅と隣の別所駅の間で国道175号の高架をくぐっている。
バス路線
[編集]三木線廃止後は「高木」停留所が設置され、神姫バスの以下の路線が経由している。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、243頁。ISBN 978-4-533-02980-6。