硲慈弘
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硲慈弘(はざま じこう、1896年6月16日[1]-1946年4月16日[2])は、天台宗の僧、仏教学者。
和歌山県生まれ。天台宗大学(のち大正大学)卒。東京帝国大学へ内地留学、島地大等に師事、その『天台教学史』の編纂助手を務める。1927年大正大学講師、助教授、教授。初代天台宗教学研究所長。[3]
著書
[編集]- 『伝説の比叡山』近江屋書店 1928
- 『天台宗読本 宗史篇』宗務庁教学部 1939
- 『日本仏教の開展とその基調 日本天台と鎌倉仏教 上』三省堂出版 1948
- 『天台宗史概説』大久保良順補注 大蔵出版 1969
- 『日本仏教の開展とその基調』名著普及会 1988
編・訳
[編集]- 『天台宗聖典』編 明治書院 1927
- 『国訳一切経 和漢撰述部 諸宗部 第19』訳 大東出版社 c1938
- 『國譯一切経 印度撰述部 經集部 14 改訂』清水谷恭順,田島德音共譯 前田專學校訂 大東出版社 1990
論文
[編集]参考文献
[編集]- 吉田龍英 編『佛教年鑑 昭和9年版』佛教年鑑社、1933年、206頁。 NCID BN13129967。