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碧南中央駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
碧南中央駅*
駅舎(2024年3月)
へきなんちゅうおう
HEKINAN-CHŪŌ
MU09 新川町 (1.1 km)
(1.6 km) 碧南 MU11
地図
所在地 愛知県碧南市栄町三丁目59
北緯34度53分14秒 東経136度59分22秒 / 北緯34.88722度 東経136.98944度 / 34.88722; 136.98944座標: 北緯34度53分14秒 東経136度59分22秒 / 北緯34.88722度 東経136.98944度 / 34.88722; 136.98944
駅番号 MU  10 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 三河線
キロ程 38.2km(猿投起点)
知立から16.9 km
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
3,664人/日
-2020年-
開業年月日 1926年大正15年)2月5日
備考 特殊勤務駅(駅集中管理システム導入駅)
1981年昭和56年)現在地に移転、同時に新須磨から駅名改称
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碧南中央駅(へきなんちゅうおうえき)は、愛知県碧南市栄町三丁目59にある、名古屋鉄道三河線である。駅番号はMU10。駅名のとおり、碧南市の中心部に位置している。manacaが使用可能である。

歴史

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かつて存在した新須磨海水浴場に近いことから、開業間もない三河鉄道(名鉄三河線の前身)により新須磨臨時停車場として開業した。シーズンに合わせて開業・廃止を繰り返した後、常設の新須磨駅として再開業している[1][2]

その後、1948年昭和23年)の市制施行と共に、新須磨駅近くに碧南市役所が設置され、碧南市の中心部の最寄駅となったが、碧南市の中心街の通りよりやや奥まった位置にあったため、碧南市中央の玄関にふさわしい駅とすべく、1981年(昭和56年)に駅舎を約150m北側(新川町駅寄り)の現在位置に移設新築し、駅名を碧南中央駅と改名した。当時すでに三河線の貨物輸送は大幅に縮小されていたため、旅客輸送に限定した形で駅は1面1線で建設された。昼間帯のみの駅員配置(特殊勤務駅)だった時期があり[3]2023年令和5年)3月24日までは終日配置となっていたが[4]、現在は再び昼間帯のみの駅員配置(特殊勤務駅)となった[5]

年表

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駅構造

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単式1面1線ホームの地上駅である。特殊勤務駅で、窓口営業時間は7:30 - 12:00と13:00 - 19:30となっている。自動券売機(新規manaca通勤定期乗車券及び継続manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる[8])や自動改札機、自動精算機(ICカードの積み増し等も可能)、モニター付きインターホンなどが設置されている。駅舎と一体化した2階建ての駅ビルが建っており、美容院などのテナントが入居している。

のりば
路線 方向 行先
MU 三河線(海線)[9][10][注釈 1] 下り 知立ゆき[12]
上り 碧南ゆき[12]

配線図

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碧南中央駅 構内配線略図

刈谷・
知立方面
碧南中央駅 構内配線略図
碧南駅
凡例
出典:[13]


駅周辺

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主な施設

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バス路線

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  • くるくるバス
    • 碧南市からの委託により、バス会社が運行する運賃無料の市内巡回バスが、4路線全て碧南中央駅前から発着する。

利用状況

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  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は4,215人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中103位、 三河線(23駅)中8位であった[14]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は4,793人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中97位、 三河線(38駅)中7位であった[15]
  • 『愛知県統計年鑑』によると1日平均の乗車人員は、2006年度2,024人、2007年度2,011人である。
  • 『碧南の統計』『移動等円滑化取組報告書』によると、近年の1日平均乗降人員は下表のとおりである[16][17]
年度 1日平均
乗降人員
2009年(平成21年) 4,083
2010年(平成22年) 4,017
2011年(平成23年) 4,009
2012年(平成24年) 4,086
2013年(平成25年) 4,215
2014年(平成26年) 4,252
2015年(平成27年) 4,365
2016年(平成28年) 4,340
2017年(平成29年) 4,484
2018年(平成30年) 4,590
2019年(令和元年) 4,643
2020年(令和02年) 3,664

隣の駅

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名古屋鉄道
MU 三河線(海線)
新川町駅(MU09) - 碧南中央駅(MU10) - 碧南駅(MU11)

脚注

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注釈

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  1. ^ 名鉄公式サイトにおいては「三河線(知立〜碧南)」と表記される[11]

出典

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  1. ^ a b 棚尾の歴史を語る会 テーマ81 「名鉄臨港線大浜口駅」 - 第50回 棚尾の歴史を語る会 次第” (PDF). 碧南市. 2016年3月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e 日本鉄道旅行地図帳 追加・訂補 7号 東海 - 鉄道フォーラム
  3. ^ 神谷力(編)『三河を走って85年―三河線・挙母線とともに歩んだ郷土の歴史と文化』郷土文化社、2000年、116頁。ISBN 978-4876701292 
  4. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、163頁。 
  5. ^ a b 一部の駅における窓口係員配置時間の変更について”. 名古屋鉄道 (2023年2月22日). 2023年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月22日閲覧。
  6. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、464頁。 
  7. ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、45頁。ISBN 978-4107900258 
  8. ^ 名古屋鉄道”. 名古屋鉄道. 2024年9月26日閲覧。
  9. ^ 清水武「名古屋鉄道各線相互の直通運転」『鉄道ピクトリアル』第246巻、電気車研究会、1971年1月、64頁。 
  10. ^ 太田貴之「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、38頁。 
  11. ^ 三河線(知立〜碧南) 路線・駅情報 - 電車のご利用案内、2021年10月3日閲覧
  12. ^ a b 碧南中央(MU10)(へきなんちゅうおう) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  13. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  14. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  15. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  16. ^ 碧南の統計 - 碧南市
  17. ^ 移動等円滑化取組計画書・報告書 - 名古屋鉄道

関連項目

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外部リンク

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