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祁答院慎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
けどういん まこと
祁答院 慎
本名 祁答院 慎
(けどういん まこと)
別名義 Kedwin
メドウィン・トリス
生年月日 (1973-09-04) 1973年9月4日(51歳)
出生地 日本の旗 兵庫県尼崎市
国籍 日本の旗 日本
民族 大和民族
職業 ゲームクリエイター
デザイナー
小説家
役者
ジャンル ゲーム
活動内容 1997年 -
事務所アテナ→)
ソニー・コンピュータエンタテインメント→)
メディアファクトリー→)
チームグリグリ
公式サイト Cris_Cris++ - KEDWIN's Home Page -
主な作品

ゲーム


実写映画


OVA


小説


漫画

  • 『DOLLS FALL』(原作
  • 『限界聖布★マジカルパンツァー!』(原作)
  • 『はるかぜちょーじょーぶ!』(原作)

楽曲

  • Limited Love』(作詞
  • 『星のビーズ』(作詞)
  • 『NECROMANCE+D』(作詞)

ラジオ番組


インターネットテレビ番組

  • 『祁答院慎と行く○○』(レギュラー)
  • 『ホラーアカデミアン』(企画・脚本・メドウィン・トリス役)

朗読劇

受賞
大阪芸術大学 研究室賞(1997年)
アスキーエンターテイメントソフトウェアコンテスト最優秀賞(1997年)
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祁答院 慎(けどういん まこと、1973年9月4日 - )は、日本ゲームクリエイターデザイナー小説家学位学士(芸術)大阪芸術大学1997年)。の英語表記はKEDWINを用いている。バーチャルYouTuberとしてはメドウィン・トリス名義で活動している。

株式会社アテナ株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント株式会社メディアファクトリーを経て、チームグリグリに所属した。

来歴

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生い立ち

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1973年9月4日生まれ[1]兵庫県尼崎市出身[1]大阪芸術大学映像学科卒業後[2]アテナSCEIメディアファクトリーを経てフリーとなる[1][2]コープスパーティークリエイターであり、同作(Dante98版)は1997年3月に第2回アスキーエンタテインメントソフトウェアコンテスト最優秀賞を受賞している。2011年9月に竹書房から刊行されたコープスパーティー Cemetery0 〜冴之木七星の霊界調査ファイル#01【惨月夜話】〜にて小説家デビュー。

クリエイターとして

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コープスパーティーシリーズを始め、猟奇的ホラー作品を手がける。祁答院の英語表記はKEDWINを使っている。

代表作であるコープスパーティーシリーズでは、原作・演出・シナリオ・グラフィックの他、同ゲームのコミカライズ版の原作も担当。その他、『DOLLS FALL』『限界聖布★マジカルパンツァー!』の原作や、『月英学園』のゲストシナリオも手がける。2009年から放送されていたラジオ番組杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン』シリーズにおいては、事実上の準レギュラーとして高頻度で出演するなど、ラジオパーソナリティーとしての一面も持つ。番組内のドラマコーナーに出演することも多いことから、声優的な活動にも取り組んでいる。また、実写映画においても、西村喜廣の映画『蠱毒 ミートボールマシン』に出演するなど[3]、活躍の場を広げている。

2019年よりYouTubeにて『ホラーアカデミアン』を開設し[4]、企画・脚本を担当するとともに[4]、自身もバーチャルYouTuberとして「メドウィン・トリス」を演じている[4]。ただし事前収録されたドラマ版のみ種﨑敦美が担当する。

人物

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バッドエンドやグロテスクな描写を得意とする作風であり、作品内の登場人物(特に少女キャラ)に対する情け容赦の無い仕打ちで有名である。これについては、仕事仲間やファンからは「本人の性的嗜好」「外道淫」と言われている。

杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーンでゲストで登場して以来、杉田智和マフィア梶田との交流は深い。梶田とともに杉田の実家を訪れた経験を持ち[5]、その実家で飼われている犬の直司と戯れるほどである[5]。また、コープスパーティーや月英学園 -kou-などとの繋がりから、中村悠一安元洋貴早見沙織上坂すみれなど、出演声優とも交流がある。

よくペンネームと勘違いされる「祁答院」はれっきとした本名。父親ルーツ鹿児島県祁答院町(現薩摩川内市の一部)にあり、集落には祁答院姓が多数在住しているという。氏名が特徴的であることから、アリスソフトのゲーム『夜が来る!』の登場人物「祁答院マコト」の名前のモデルになったという[6]

作品

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ゲーム

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  • MOTHER2 ギーグの逆襲 - 任天堂デバッグチーム (1994年)
  • サバトの女王 - 制作 (1995年)
  • コープスパーティーシリーズ
    • コープスパーティー - 企画・制作、キャラクターデザイン、シナリオ・メイングラフィック (1996年)
    • コープスパーティー Blood Covered リピーティッドフィアー - シナリオ、グラフィック監修、音声監修、スクリプト (2010年8月)
    • コープスパーティー Book of Shadows (2011年9月)
    • コープスパーティー -THE ANTHOLOGY- サチコの恋愛遊戯♥Hysteric Birthday 2U (2012年8月)
    • コープスパーティー BLOOD DRIVE (2014年7月)
  • クローズ THE BATTLE ACTION FOR SEGASATURN(アテナ) - グラフィックデザイン (1997年)[1]
  • 猫の森のトラ吉 (RPGツクール95収録用サンプルゲーム) - 制作 (1998年3月)
  • Rappin'Magic (RPGツクール4収録用サンプルゲーム) - 制作 (2000年7月)
  • 霊刻 -池田貴族心霊研究所- - ディレクション・グラフィックデザイン(一部) (2000年10月)
  • ケロケロキング - プロジェクトマネージャー(2001年4月)
  • OVAアーケードゲーマーふぶきDVD特典格闘ゲーム - 制作 (2002年2月)
  • 月英学園 -kou- - ゲストシナリオ (2013年10月)
  • Death end re;Quest - シナリオ (2018年3月)
  • Death end re;Quest2 - シナリオ(2020年2月)

同人ゲーム

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  • コープスパーティーシリーズ
    • コープスパーティー Blood Covered - シナリオ、演出、キャラクターグラフィック (2008年~2011年7月)
    • コープスパーティー2 - 脚本、演出、キャラクターデザイン (2013年5月)
  • Virgin Queen 〜女王誕生〜 - 企画、キャラクターモーション、パッケージイラスト (2003年1月)
  • Virgin Queen Beauty - 企画、キャラクターモーション、パッケージイラスト (2003年1月)
  • 角田さんだぁ〜 - ドットキャラクター (2006年6月)
  • DREAD LOCK - webデザイン (2006年9月)
  • Tetra Bash - シナリオ (2007年1月)
  • 角田さんだぁ〜LOVE!! - ドットキャラクター (2007年8月)
  • 角田さんだぁ〜LOVE!! EVOLUTION - ドットキャラクター (2009年5月)

実写映画

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OVA

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インターネットテレビ番組

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  • ホラーアカデミアン - 企画・脚本(2019年〜)

書籍

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CD

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ドラマCD

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  • コープスパーティーシリーズ ドラマCD - 監修
  • コープスパーティー2 DEAD PATIENT ドラマCD第1巻 - シナリオ (2013年6月)

朗読劇

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  • 祁答院慎ホラーショウ - シナリオ(2017年)

その他

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出演

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ラジオ

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インターネットテレビ番組

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  • 祁答院慎と行く○○ - レギュラー(2017年〜)
  • ホラーアカデミアン - メドウィン・トリス役(2019年〜)

朗読劇

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  • 祁答院慎ホラーショウ - ナレーション(2017年)

脚注・出典

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  1. ^ a b c d e f g WHAT'S KEDWIN”. 2013年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月4日閲覧。
  2. ^ a b チームグリグリ公式サイト ABOUT”. 2014年5月4日閲覧。
  3. ^ アニゲラ!ディドゥーン!!!文化放送2017年8月31日
  4. ^ a b c MoguLive編集部「小岩井ことり、ゆかな、杉田智和ら参加のVTuberプロジェクト始動」『小岩井ことり、ゆかな、杉田智和ら参加のVTuberプロジェクト始動 | Mogura VR』Mogura、2019年12月20日
  5. ^ a b マフィア梶田「聖地サイタマで勃発した禁忌の大乱闘なのん」『マフィア梶田の二次元が来い!:第224回「聖地サイタマで勃発した禁忌の大乱闘なのん」 - 4Gamer.netAetas2014年9月19日
  6. ^ アニゲラ!ディドゥーン!!!文化放送2017年9月7日
  7. ^ 「BLAZBLUE」マンガ版&祁答院慎原作のマンガがエイジで”. コミックナタリー (2013年6月7日). 2014年5月4日閲覧。
  8. ^ 祁答院慎@コープスOVA発売中!のtweet”. twitter (2014年3月22日). 2014年5月4日閲覧。
  9. ^ 祁答院慎原作の部活コメディ「はるかぜ ちょーじょーぶ!」Web新連載”. コミックナタリー (2015年11月9日). 2016年1月23日閲覧。

関連人物

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外部リンク

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