神前駅 (和歌山県)
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神前駅 | |
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駅全景(2008年7月) | |
こうざき KOZAKI | |
◄03 日前宮 (1.5 km) (0.8 km) 竈山 05► | |
所在地 | 和歌山県和歌山市神前 |
駅番号 | ○04 |
所属事業者 | 和歌山電鐵 |
所属路線 | ■貴志川線 |
キロ程 | 2.9 km(和歌山起点) |
電報略号 | コサ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
607人/日 -2020年- |
開業年月日 | 1916年(大正5年)2月15日 |
備考 | 無人駅 |
神前駅(こうざきえき)は、和歌山県和歌山市神前にある和歌山電鐵貴志川線の駅。駅番号は04。
和歌山市郊外にある小さな停留所である。
歴史
[編集]- 1916年(大正5年)2月15日:山東軽便鉄道の大橋駅 - 山東駅(現在の伊太祈曽駅)間の開通に際し開業。
- 1929年(昭和4年)11月:社名変更により山東鉄道の駅となる。
- 1931年(昭和6年)4月28日:社名変更により和歌山鉄道の駅となる。
- 1957年(昭和32年)11月1日:和歌山電気軌道との合併により同社鉄道線の駅となる。
- 1961年(昭和36年)11月1日:南海電気鉄道との合併により同社貴志川線の駅となる。
- 2006年(平成18年)4月1日:和歌山電鐵への継承により同社貴志川線の駅となる。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を持つ地上駅。駅舎を持たず、駅の設備としてはホームと上屋を有するのみ。ホームと外とはホームの端の階段で連絡している。
無人駅で、自動券売機や自動改札機などは設置されておらず、スルッとKANSAI対応のカードも使用できない。
貴志川線の各駅は南海時代、様々な時期に駅名標が交換されたため、駅名標の様式が数種類ある[注釈 1]。この内、毛筆体の駅名標が残るのは当駅のみとなっていたが、和歌山電鐵転換後に新しいものとなっている。
利用状況
[編集]2020年(令和2年)度の調査結果では、1日平均乗降人員は607人である。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
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1980年 | 1,040 |
1985年 | 896 |
1990年 | 929 |
1995年 | 948 |
2000年 | 1,069 |
2001年 | 1,032 |
2002年 | 776 |
2003年 | 760 |
2004年 | 741 |
2005年 | 729 |
2006年 | 742 |
2007年 | 742 |
2008年 | 740 |
2009年 | 727 |
2010年 | 725 |
2011年 | 721 |
2012年 | 715 |
2013年 | 756 |
2014年 | 755 |
2015年 | 672 |
2016年 | 638 |
2017年 | 628 |
2018年 | 604 |
2019年 | 575 |
2020年 | 607 |
2021年 | 610 |
駅周辺
[編集]この駅は和歌山市郊外の田園地帯にあるが、まだこの駅の周辺は開けており、民家なども多い。特にこの駅の北東には和歌山市営の岡崎団地がある。
この駅の東側にある標高102.2 mの福飯ヶ峯の南側を貴志川線は迂回し、この駅から交通センター前駅まで弧を描くように進む。貴志駅方面列車なら左側、和歌山方面列車なら右側の車窓に福飯ヶ峯は見える。なおこの駅からまっすぐ西へ2 Kmほど進むと紀勢本線(きのくに線)の宮前駅がある。
かつては和歌山県道136号沿いに和歌山バス「神前」停留所があり、95系統(亀川線(JR和歌山駅 - 海南藤白浜))が経由していたが、同路線は2012年(平成24年)9月30日をもって廃止した。現在は同停留所を経由する路線は存在しない。
その他
[編集]- トミーテックのキャラクターコンテンツ、鉄道むすめに「神前みーこ」というキャラクターが存在する。このキャラクター名の「神前」部分は、当駅から採用された[3]。
隣の駅
[編集]- ()内は駅番号を示す。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ (南海の最新版を入れた駅も存在する)
出典
[編集]- ^ 令和2年度和歌山県公共交通機関等資料集 (PDF)
- ^ 令和3年度和歌山県公共交通機関等資料集 (PDF)
- ^ 「TM25 神前みーこ|キャラクター紹介|鉄道むすめ~鉄道制服コレクション~」鉄道むすめ公式ホームページ
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 神前駅(駅別の時刻表) (PDF) - 和歌山電鐵
- 国土地理院地図閲覧サービス - 神前駅周辺の1/25000地形図