神尾真由子
神尾 真由子 | |
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生誕 | 1986年6月12日(38歳) |
出身地 | 日本・大阪府豊中市 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ヴァイオリニスト |
担当楽器 | ヴァイオリン |
神尾 真由子(かみお まゆこ、1986年6月12日 - )は、大阪府豊中市出身の、日本のクラシック音楽のための女性ヴァイオリニスト。
略歴
[編集]4歳の時からヴァイオリンを始め、里屋智佳子、小栗まち絵、工藤千博、蓮江久美子に師事。1997年3月、オーチャードホールで、シャルル・デュトワ指揮スーパーサウンド・オーケストラ[1]とラロの『スペイン交響曲』の第5楽章を共演して10歳でソリストとしてデビューした。2000年、ニューヨークへ留学し、アスペン音楽祭、ジュリアード音楽院プレカレッジでドロシー・ディレイ、川崎雅夫に師事。2001年8月、サントリーから1727年製ストラディヴァリウス[注釈 1]を貸与されて弾き始めた。
2002年4月、日本に戻り、桐朋女子高等学校初の特待生となり、原田幸一郎に師事した。2008年、Sony BMG Masterworksと専属録音契約。アスペンのマネージメントにより演奏活動を行っている。また、チューリッヒ音楽院でザハール・ブロンに師事し、研鑽を積んでいる。2009年6月、アスペンによりファンクラブが設立され、2011年に拠点をニューヨークに移した。2012年、約10年使用していた上記のストラディバリウスを返却、米国・ストラディバリ・ソサエティーから1735年製グァルネリ・デル・ジェスの貸与を受け、使用している。2017年5月より宗次コレクションから1731年製ストラディヴァリウス“ルビノフ”を貸与。2013年7月8日、ロシア人ピアニストのミロスラフ・クルティシェフと結婚し[2]、2015年3月に第1子を出産。
2019年4月、所属事務所をKAJIMOTOへ移籍し、東京音楽大学教授就任のため拠点を日本へ戻す[3]。
受賞歴
[編集]- 1996年 - 第50回全日本学生音楽コンクール全国大会ヴァイオリン部門小学校の部第1位
- 1998年 - ユーディ・メニューイン国際コンクール・ジュニア部門最年少入賞
- 2000年 - ヤング・コンサート・アーティスツ国際オーディション優勝[注釈 2]
- 2002年 - アリオン賞
- 2003年 - 第13回出光音楽賞
- 2004年 - モンテカルロ音楽達人杯ヴァイオリン部門優勝[4]
- 2004年 - ダヴィッド・オイストラフ国際ヴァイオリン・コンクール第1位
- 2006年 - 第5回モントリオール国際音楽コンクール第5位
- 2007年 - 第13回チャイコフスキー国際コンクールヴァイオリン部門第1位
ディスコグラフィー
[編集]- ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(2002年 2002年3月3日のライヴ録音 読売日本交響楽団制作の非売品CD)
- PRIMO(2008年6月4日)
- パガニーニ:24のカプリース(2009年6月3日)
- ワックスマン、ショーソン、バッハ(2009年 録音は2006年2月 AMA VERLAG 626679)
- チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(2010年10月27日)
- ロマンティック・ソナタ~プレイズ・フランク、ブラームス、R.シュトラウス(2012年11月14日)
- 愛のあいさつ&夢のあとに(2014年10月22日)
- バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ全曲(2020年10月7日)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ モントリオール交響楽団、NHK交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団の選抜団員による特別編成オーケストラ
- ^ バイオリニスト神尾真由子さん結婚 日刊スポーツ 2013年7月8日ら
- ^ “平成最後の4月より、以前より特任として勤務していた東京音楽大学に専任教授として迎えていただきました。”. www.facebook.com. www.facebook.com. 2023年6月19日閲覧。
- ^ “mayuko-kamio”. www.dispeker.com. Dispeker Artists. 2024年5月16日閲覧。
外部リンク
[編集]- オフィシャルサイト
- @kamiomayuko - Facebook
- Sony Music Japanのページ
- 所属事務所 KAJIMOTO のページ
- Mayuko Kamio - Dispeker Artists
- Mayuko Kamio 神尾真由子 (kamiomayuko) Instagram