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神島外浦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
神島外町から転送)
日本 > 岡山県 > 笠岡市 > 神島外浦
神島外浦
日本の旗 日本
都道府県 岡山県
市町村 笠岡市
人口
2011年(平成23年)10月1日現在)
 • 合計 717人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
714-0034

神島外浦(こうのしまそとうら)は、岡山県笠岡市にある大字である。人口は717人(男性335人、女性382人)で、世帯数は293世帯[1]郵便番号は714-0034(笠岡郵便局管区)。本項では当地の前身である小田郡神島外町(こうしまそとちょう)、神島外村(こうしまそとそん)についても述べる。

地理

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当地は、かつて島嶼であった神島地区の南部にあたる。笠岡市の広域地区では神島外(こうのしまそと)の一部であり、また当地はかつての小田郡神島外町の役場所在地であった。「外浦学園」と称されるほど教育機関が一か所に集まっており、保育所・小学校・中学校が連携し小規模校ならではの一貫教育が行われている[2]神島八十八箇所の札所があり、観光地としても機能している。

山岳

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  • 栂丸山 - 塚丸山とも。笠岡十名山の一つ。標高306.9メートル。
  • 竜王山 - 標高267メートル。

島嶼

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  • 小規模無人島・岩礁が複数あり

海岸

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  • 江ノ浜

海洋

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  • 黒土瀬戸 - 神島外浦と高島間の海域

歴史

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こうのしまそとちょう
神島外町
廃止日 1955年4月1日
廃止理由 編入合併
小田郡神島外町北木島町真鍋島村白石島村浅口郡大島村笠岡市
現在の自治体 笠岡市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 岡山県
小田郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 3,957
国勢調査1950年
隣接自治体 神島内村
神島外町役場
所在地 岡山県小田郡神島外町大字神島外浦
座標 北緯34度27分3.6秒 東経133度30分50.2秒 / 北緯34.451000度 東経133.513944度 / 34.451000; 133.513944 (神島外町)
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1970年昭和45年)に隣接の神島内地区内に神島大橋が架橋され、本土と橋で結ばれる。また1966年より着工された笠岡湾の干拓事業により、神島が陸続きになった事により、神島外浦も陸続きとなる。

なお、同じ神島の北部側となる神島内浦(大字神島)は、笠岡市に合併するまで一度も同じ自治体管轄とならなかった。笠岡市編入後も学区等も別となっている。

大正時代初期頃から、工業の盛んな土地となり、全盛期には昼間人口は3万人にも達した。工場の社宅が山の中腹まで並び、沖合いの船から眺めると、神戸の景観に似ていたことから「今神戸」と呼ばれるほど活気に満ちていた[2]

沿革

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施設

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行政
  • 神島公民館
教育・保育
郵便
  • 神島郵便局
医療
  • 安部医院
港湾
  • 神島外港
電力
企業
社寺
神島神社
  • 神島神社 - 延喜式内社・神島神社の有力論社。高島宮の伝承地のひとつでもある。
  • 石鎚神社
  • 石鎚神社(同名社が二つある)
  • 脇輿神社
  • 荒神社
  • 萬福寺
  • 大日寺
  • 杉根神社
  • 源吾明神
  • 日光寺 -真言宗寺院で、山号は月照山。福山藩主水野氏や頼山陽、菅茶山らに所縁のある天文期からの古刹。市指定重要文化財の村上景広の棟札・石造地蔵菩薩・閑香の塔婆、国指定絵図の絹本著色地蔵十王像図などがある。
  • 青龍寺
  • 大龍寺
  • 薬王寺
  • 最御崎寺
  • 弘法寺
  • 鶴林寺
  • 立江寺
  • 恩山寺

脚注

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参考文献・サイト

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  • 巌津政右衛門『岡山地名事典』日本文教出版社、1974年
  • 岡山県大百科事典編集委員会編集『岡山県大百科事典』山陽新聞社、1979年
  • 笠岡市『統計笠岡』平成22年版
  • 『県別マップル33 岡山県広域・詳細道路地図』昭文社、2009年

関連項目

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外部リンク

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