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神明社 (さいたま市岩槻区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
神明社
所在地 埼玉県さいたま市岩槻区釣上220
位置 北緯35度53分48秒 東経139度44分47秒 / 北緯35.89667度 東経139.74639度 / 35.89667; 139.74639 (神明社 (さいたま市岩槻区))座標: 北緯35度53分48秒 東経139度44分47秒 / 北緯35.89667度 東経139.74639度 / 35.89667; 139.74639 (神明社 (さいたま市岩槻区))
主祭神 天照皇大神
創建 永正2年(1505年
主な神事 岩槻の古式土俵入り
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神明社(しんめいしゃ)は、埼玉県さいたま市岩槻区神社

歴史

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1505年永正2年)に創建された。元々は地元住民の中村氏の屋敷神であったが、参詣希望者が多かったことから、一般に開放された[1]

入口には狛犬がある。家族家出失踪の足止めのご利益があるとされる。家出・失踪者が男性の場合は左の狛犬、女性の場合は右の狛犬の足に麻糸を結び付け、見つかった場合は、それを解くという[1]

当社では「岩槻の古式土俵入り」という行事が行われる。これは氏子の子どもが土俵入りを奉納するものである。あくまでも「土俵入り」を奉納するのであって、神事相撲ではないのが大きな特徴である。貞享年間(1684年 - 1688年)以来、続いているという。この行事には使われないが、力石もある[1]

文化財

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  • 岩槻の古式土俵入り(重要無形民俗文化財 平成17年2月21日指定)[2]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c 大村進 著『埼玉ふるさと散歩(岩槻市)』さきたま出版会、1992年、113-116p
  2. ^ 岩槻の古式土俵入り文化庁

参考文献

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  • 大村進 著『埼玉ふるさと散歩(岩槻市)』さきたま出版会、1992年

関連文献

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