神森智
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神森 智(かみもり さとる、1927年(昭和2年)9月23日 - 2021年(令和3年)8月24日)は、日本の会計学者。松山大学元学長(1989~1991年、2004~2006年)。国際会計研究学会元会長(1996~1999年)。専門は財務会計、制度会計、税務会計。広島県出身。
1989年から1991年まで理事長兼学長(同学は学長と学校法人の理事長を兼ねるのが通例)を務め、1994年には定年退官により他大学へ移っていたが、新学部構想をめぐる同学内の対立解消もあって、2004年から再度学長を務めた。同学初の理科系学部となる薬学部を2006年度に設置した。
学会関係では、国際会計研究学会会長、税務会計研究学会副会長、経営教育学会常任理事、税法学会常務理事ほかの役職を務める。公職として、家事調停委員、民事調停委員、松山調停協会会長ほか。
略歴
[編集]伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。 |
- 1947年(昭和22年):旧松山経済専門学校卒業
- 1947年(昭和22年):広島財務局国有財産部に就職
- 1948年(昭和23年):大蔵省税務講習所(現在の税務大学校)広島支所教官
- 1952年(昭和27年):特別公認会計士試験合格
- 1953年(昭和28年):松山商科大学短期大学部専任講師
- 1989年(平成元年):学校法人松山大学理事長、松山大学学長・松山短期大学学長
- 1994年(平成6年):松山大学名誉教授。東亜大学経営学部長、大学院教授
- 1996年(平成8年):国際会計研究学会会長[1]
- 2001年(平成13年):呉大学大学院教授
- 2004年(平成16年):学校法人松山大学理事長、松山大学学長・松山短期大学学長(再任)
- 2021年(令和3年):死去[2]
著作
[編集]- 単著
- 『財務諸表論の理論と計算』(税務経理協会、1971年)
- 『財務会計と財務諸表監査―その存在論的考察と当為論的考察』(同文舘出版、2011年)
- 共編著
- 共著
- (大成利広・鈴木芳美)『企業財務情報の解釈と利用』(同文舘出版、2000年)
脚注
[編集]- ^ 歴代会長国際会計学会
- ^ 訃報 神森 智先生 御逝去について日本簿記学会事務局
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