神田カレーグランプリ
神田カレーグランプリ Kanda Curry Grand Prix | |
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2024年グランプリ決定戦 (2024年11月3日、旧今川中学校跡にて) | |
イベントの種類 | 食文化 |
正式名称 | 神田カレーグランプリ |
開催時期 | 8月 - 12月 |
初回開催 | 2011年(平成23年) |
会場 |
小川広場( - 2023年) 旧千代田区立今川中学校跡(2024年)[1] |
主催 | 神田カレー街活性化委員会 |
後援 | 千代田区/東京商工会議所千代田支部/明治大学社会連携機構/神保町ブックフェスティバル実行委員会他 |
特別協賛 | 三井物産 |
協賛 | エスビー食品/東京メトロ/キリンホールディングス/ケロッグ(ケラノバ)/新進/東洋水産/おやつカンパニー/鳥取県他 |
協力 | 千代田商工業連合会/千代田区観光協会/神田スポーツ街連合協議会/神田古書店連盟/ちよだ音楽連合会/明大街づくり道場/共立女子大学/専修大学他 |
運営 | 神田カレー街活性化委員会/明大街づくり道場 |
最寄駅 | 神田駅、御茶ノ水駅、新御茶ノ水駅、小川町駅、神保町駅 |
神田カレーグランプリ(かんだカレーグランプリ)は、東京都神田エリアで開催されるのカレーの祭典である。
概要
[編集]東京都千代田区の神田神保町周辺は国内最大規模の「本の街」、「スポーツグッズの街」、「楽器の街」として有名だが、カレー提供店が400店以上ある国内最大規模のカレー集積地でもあり、「カレーの街」としても広くアピールすべく2011年に開始した、日本最大級のカレーの祭典である。
「神田カレー街活性化委員会」が主催し、「明大町づくり道場」などの協力の下に運営が行われる。毎年11月に御茶ノ水小川広場で開催される「グランプリ決定戦」には数万人が来場し、コロナ禍前の直近の来場者は決定戦2日間で4万7000人に上った。
イベント構成
[編集]イベントは「スタンプラリー」と「グランプリ決定戦」の2部構成となっている。
「神田カレー街食べ歩きスタンプラリー」の参加者は100日間かけて公式ガイドブックの地図を元に店舗を訪れ、カレーを食すと共にスタンプを集め(スマホによる「デジタルスタンプ」などがある)、多数あるスタンプラリーのコースから、制覇したコースの数に応じてマイスターの称号が得られる。マイスターは年に数度開催される「マイスター会議」への参加権利や、店舗からの特典が得られるようになる。スタンプラリー開始以来、2023年現在でカレーマイスター(20店舗以上制覇)獲得者は5,000名を超える。
「予選ファン投票」では、参加者が専用Webサイトやハガキでお気に入りの店に投票することで、11月初旬に御茶ノ水小川広場で開催される「グランプリ決定戦」に出場する店舗が決定する。グランプリ決定戦は専用会場で2日間に亘り開催され、来場者がカレーを食べ比べ投票しNo.1が決定される。
歴代グランプリ店
[編集]回 | 年 | グランプリ店 | 備考 |
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第1回 | 2011年 | 欧風カレー ボンディ 神田小川町店 | |
第2回 | 2012年 | インドレストラン マンダラ | |
第3回 | 2013年 | 日乃屋カレー 神田 | 2015年に殿堂入り |
第4回 | 2014年 | 100時間カレー B&R 神田店 | |
第5回 | 2015年 | 上等カレー神田小川町店 | 2023年4月28日閉店 |
第6回 | 2016年 | 100時間カレー B&R 神田店 | 2度目のグランプリ |
第7回 | 2017年 | お茶の水、大勝軒 | |
第8回 | 2018年 | MAJI CURRY 神田神保町店 | |
第9回 | 2019年 | 秋葉原 カリガリ | |
新型コロナウイルスの影響により2020・21年は中止 | |||
第10回 | 2022年 | MAJI CURRY 神田神保町本店 | 2度目のグランプリ |
第11回 | 2023年 | cafe & dining jimbocho | |
第12回 | 2024年 | BAR CAFE 三月の水 |
神田のカレーの歴史
[編集]“カレー激戦区”としての神田の歴史は、1924年に御茶ノ水駅近くに洋食屋として創業した共栄堂や、同年、神田須田町に初めて店舗を開設した須田町食堂(現聚楽)がメニューにカレーを掲げ、共栄堂が神田神保町に移転しカレー専門店となった70~80年代にかけて、ボンディ、まんてん、ガヴィアル、マンダラ、エチオピアなどの名店が続々とオープンし、現在に至っている。
「神田カレー街活性化委員会」は、2010年秋の「神田スポーツ祭り」で企画した「農村B級グルメVS神田カレー」というイベントから発展したものである。
地域・産学連携
[編集]同じ御茶ノ水エリア内にあって、それぞれ国内最大規模の専門店街を形成している、神田スポーツ街連合協議会、神田古書店連盟、ちよだ音楽連合会が運営に協力している。また、明治大学が産学連携として後援及び運営に関与している他、共立女子大学・共立女子短期大学、専修大学なども運営に参加している。
神田カレーマイスター
[編集]累計5,000名以上のマイスターが誕生しており、マイスター同士の様々な交流が生まれ、マイスター会議というイベントなどが開催されている。 樋口高顕(千代田区長)、濱正悟(俳優)などが全店制覇を達成している。
「神田カレーグランプリ」の名が冠せられた主な商品
[編集]関連書籍
[編集]- 「“「神田カレーグランプリ」10周年記念” おうちでカンタン! 神田の名店シェフが教えるカレー&スパイス・レシピ」(2022,開発社)
エピソード
[編集]- 2019年大会にアパグループが参戦し、「アパ社長カレー」飯田橋駅南店が3位入賞を果たした[2]。
- 2019年大会で、夢眠ねむがカリガリに弟子入りし、自ら運営する「夢眠書店」で提供するために「アップルシナモンカレー」を創り上げ、「カリガリ×夢眠ねむ スペシャルあいがけカレー」などを提供し、グランプリを受賞した[3]。
- 2024年8月3日に放送された「出没!アド街ック天国」(テレビ東京系列)の特集、「東京 カレーのうまい街」ランキングで1位に選出され、「カレーの聖地」として神田及び、神田カレーグランプリなどが紹介された。
出典
[編集]- ^ 会場が変わります。,神田カレーグランプリ
- ^ 金沢カレー初の快挙!「アパ社長カレー 飯田橋駅南店」第9回神田カレーグランプリ2019 第3位入賞! - PR TIMES・2019年11月11日
- ^ “【エンタがビタミン♪】元でんぱ組.inc夢眠ねむが猛反論 カレーグランプリ疑惑に「有名なら客寄せだけしてる」”. Techinsight (2019年11月6日). 2019年11月11日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 神田カレーグランプリ (@kandacurry) - X(旧Twitter)
- 神田カレーグランプリ (kandacurry) - Facebook