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神秘和音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Gを根音とした神秘和音

神秘和音(しんぴわおん)は、四度音程を六個堆積した和音で、合成和音 (Synthetic chord) の一種。独特の響きがもたらされ、神秘的な雰囲気をかもし出す。ロシアの作曲家アレクサンドル・スクリャービンによって初めて用いられ、彼自身の作品でも多用されている。V.デルノワの『スクリャービンの和声』では、属九の和音の第5音を下行変質し、付加第6音を加えた和音と解釈されている[1]

  • Cを根音とした神秘和音
 {
\override Score.TimeSignature #'stencil = ##f
\relative c' { 
  \clef treble \time 4/4 <c fis bes e a d>1
} }

神秘和音が用いられている作品

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など

基本データ

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  • 分類:六和音
  • 構成音
    • 根音
    • 増四度
    • 短七度
    • 長三度
    • 長六度
    • 長二度
  • ピッチクラス表示:[0,2,4,6,9,10]

脚注

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  1. ^ 神秘和音」『世界大百科事典』https://kotobank.jp/word/%E7%A5%9E%E7%A7%98%E5%92%8C%E9%9F%B3コトバンクより2021年10月30日閲覧 

関連項目

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