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福光華山温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ふくみつ華山温泉
温泉情報
所在地 富山県南砺市川西588-1
座標 北緯36度34分20.5秒 東経136度51分29.4秒 / 北緯36.572361度 東経136.858167度 / 36.572361; 136.858167座標: 北緯36度34分20.5秒 東経136度51分29.4秒 / 北緯36.572361度 東経136.858167度 / 36.572361; 136.858167
交通 鉄道:JR城端線福光駅より車で約8分、金沢駅より車で約30分
バス:西日本JRバス名金線「華山温泉前」停留所下車
泉質 ナトリウム - 塩化物泉(2号井)、ナトリウム - 塩化物・硫酸温泉(3号井)
泉温(摂氏 43℃(2号井)、29.5℃(3号井)
湧出量 88.3L/分(2号井)、33.8L/分(3号井)※いずれも動力揚水
pH 7.77(2号井)、8.53(3号井)
液性の分類 弱アルカリ性[注釈 1]
宿泊施設数 1
外部リンク ふくみつ華山温泉
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ふくみつ華山温泉(ふくみつはなやまおんせん)は、富山県南砺市川西にある温泉旅館。単に華山温泉とも呼ばれる。

泉質

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源泉は現在2号井と3号井で運営されている。2号井は地下1,008m、3号井は地下1,310mから汲み上げている。2号井はふくみつ華山温泉、越中井波町屋旅館古風里庵、3号井はコマツ福光荘がそれぞれ使用している[1]

温泉街

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南砺市の福光市街地の北西に位置する桑山の南麓、国道304号沿いに1軒宿の『ふくみつ華山温泉』が存在する[2]

旅館では、砺波平野散居村高清水山地を一望できる露天風呂や、地元富山の食材を中心とした懐石料理を売りにしている。

歴史

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  • 1981年(昭和56年)10月 - ボーリングによる試掘に成功。深度1,812mから51℃の食塩泉が湧出した[2]
  • 1982年(昭和57年) - 源泉の湯権を譲り受けて、開湯[2]。当時の温泉宿は2階建てで防火対策の基準に達していなかったことから、中古の消防車を購入、当時のメディアから「消防車のある宿」として注目された[2]
  • 1986年(昭和61年)1月 - 鉄筋6階建ての新館がオープン。最上階には別府温泉指宿温泉砂風呂をモデルとした砂風呂が設けられた[2]
  • 2015年(平成27年)3月 - 大規模リニューアル[3]。同年中に日帰り(立ち寄り)入浴を終了した。
  • 2016年(平成28年)6月30日 - 北陸3県で唯一存続していた砂風呂の営業を終了した[注釈 2]
  • 2018年(平成30年) - 楽天トラベルにおける「2018年上半期人気温泉旅館ランキング」で2位に選ばれた[4]

アクセス

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公共交通

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  • 西日本JRバス名金線で「華山温泉前」下車。便数は1日4往復。
    なお、西日本ジェイアールバス名金線は、2022年4月1日から森本駅と郊外を結ぶ路線で暫定的に減便され、7月1日に区間廃止と追加減便が行われ、中尾、名金、医王山の3路線は統合されて終点が不動寺または深谷元湯の両バス停までとなる予定である[5]
  • 福光駅より南砺市営バス(なんバス)土山線で「華山温泉前」下車。便数は1日5.5往復で、土休運休。
  • 2016年9月までは加越能バス砺波-金沢線により、金沢駅方面もしくは砺波駅方面からのアクセスも可能だった[6]

高速道路

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脚注

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注釈

  1. ^ 公式ホームページの「温泉について」より
  2. ^ 公式ホームページの「よくあるご質問」より

出典

  1. ^ a b c d e 『富山の日帰り湯 銭湯 サウナ 温泉 100』(2024年7月11日、北日本新聞社発行)143頁。
  2. ^ a b c d e f g 『露天ぶろ風土記 北信越・飛騨の旅』(1986年11月27日、岡田正二著、北日本新聞社出版部発行)332 - 335頁。
  3. ^ a b 砂風呂の宿 ふくみつ華山温泉(いいまち富山、2022年5月6日閲覧)
  4. ^ 2018年上半期 人気温泉旅館ランキング”. 楽天トラベル マイトリップ (2018年7月2日). 2020年2月15日閲覧。
  5. ^ 南砺方面―金沢山間部 新年度、路線バス廃止 西日本JRバス 富山新聞DIGITAL(北國新聞社)、2022年2月8日。
  6. ^ 高岡-桑の院・坪池線及び砺波-金沢線の廃止について”. 加越能バス (2016年9月14日). 2020年2月15日閲覧。

外部リンク

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