砺波駅
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砺波駅[* 1] | |
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北口(2020年7月) | |
となみ Tonami | |
◄油田 (2.6 km) (2.2 km) 東野尻► | |
所在地 | 富山県砺波市表町1-1 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■城端線 |
キロ程 | 13.3 km(高岡起点) |
電報略号 | トナ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,172人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)5月4日 |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 |
砺波駅(となみえき)は、富山県砺波市表町にある西日本旅客鉄道(JR西日本)城端線の駅である。
歴史
[編集]- 1897年(明治30年)5月4日:中越鉄道の黒田仮停車場 - 福野駅間開業と同時に出町駅(でまちえき)として設置され、旅客及び貨物の取扱を開始する[1][2]。
- 1899年(明治32年)5月30日:当駅 - 福野駅間に高儀駅が開業する[3]。
- 1900年(明治33年)12月29日:当駅 - 戸出駅間に油田駅が開業する[4]。
- 1910年(明治43年):この年度において駅舎を改築する[5]。
- 1920年(大正9年)9月1日:中越鉄道の国有化により、鉄道省(国鉄)中越線の駅となる[6]。当駅は旅客、手荷物、小荷物及び大貨物の取扱を行う[6]。
- 1935年(昭和10年)5月:東礪波郡出町町長神田七次郎が駅舎並びに乗降場の拡築を鉄道大臣等に陳情する[7]。
- 1942年(昭和17年)8月1日:中越線の高岡駅 - 城端駅間が城端線に改称され、当駅もその所属となる[8]。
- 1951年(昭和26年)8月10日:当駅 - 高儀駅間に東野尻駅が開業する[9]。
- 1954年(昭和29年)11月10日:出町駅から砺波駅に駅名を改称する[10]。
- 1958年(昭和33年)3月:駅舎の改築を行う(コンクリート平屋建246平米)[11][12]。
- 1974年(昭和49年)10月1日:営業範囲を改正し、旅客、荷物及び車扱貨物を取扱う駅となる[13]。
- 1980年(昭和55年)
- 1985年(昭和60年)3月14日:営業範囲を改正し、荷物の取扱を廃止する[16]。
- 1987年(昭和62年)
- 1992年(平成4年)7月25日:みどりの窓口開設[18]。
- 1998年(平成10年)
- 時期未定:みどりの窓口が営業終了〈予定〉[21]。
-
中越鉄道開通20周年を祝う人々と砺波駅
-
1944年(昭和19年)砺波駅において出征兵士を歓送する人々
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅である[22][23]。高岡方面には保守用側線がある[23]。
北陸広域鉄道部管理下にあるが[24]、JR西日本金沢メンテックが駅務を受託する業務委託駅である[25]。みどりの窓口があり、5489サービスの利用が可能である[26]。
駅舎は1998年(平成10年)2月5日より供用を開始した富山県内初の橋上駅舎である[19][22][27]。駅舎内には待合室を兼ねた観光案内所や「コミュニティプラザ」が併設されており[22]、2015年(平成27年)10月25日にはコミュニティプラザが改装され、その機能が強化された[28]。また、コミュニティプラザにおいては2012年(平成24年)4月1日よりWi-Fiの利用が可能となっている[29]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■城端線 | 上り | 高岡方面 |
2 | 下り | 城端方面 |
-
出札口及び改札口(2011年9月)
-
ホーム(2011年7月、下り方面より)
-
ホーム(2011年7月、上り方面より)
貨物取扱
[編集]当駅における貨物取扱は、1980年(昭和55年)9月25日に廃止された[15]。
1970年(昭和45年)10月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった[30]。
- 橋本木工線(動力:手押、作業粁程:0.2粁、総延長粁程:0.2粁、備考:国鉄側線)
利用状況
[編集]『富山県統計年鑑』によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである[31]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年 | 1,509 |
1996年 | 1,474 |
1997年 | 1,344 |
1998年 | 1,328 |
1999年 | 1,310 |
2000年 | 1,331 |
2001年 | 1,246 |
2002年 | 1,225 |
2003年 | 1,166 |
2004年 | 1,168 |
2005年 | 1,127 |
2006年 | 1,106 |
2007年 | 1,075 |
2008年 | 1,074 |
2009年 | 1,006 |
2010年 | 989 |
2011年 | 1,026 |
2012年 | 1,079 |
2013年 | 1,130 |
2014年 | 1,079 |
2015年 | 1,189 |
2016年 | 1,125 |
2017年 | 1,182 |
2018年 | 1,201 |
2019年 | 1,172 |
駅周辺
[編集]北口
[編集]南口
[編集]- 砺波チューリップ公園
- チューリップ四季彩館
- 砺波市美術館
- 砺波郷土資料館
- 砺波市文化会館
- 砺波郵便局
- 富山県立砺波高等学校
- ハローワーク砺波
- 国道156号
- 国道359号
- MEGAドン・キホーテUNY 砺波店
- 北陸自動車道 砺波インターチェンジ
バス路線
[編集]北口
[編集]南口
[編集]高速バス
[編集]- 富山地方鉄道
- 加越能バス
- イルカ交通
- きときとライナー名古屋 名古屋駅前(ミッドランドスクエア)方面
- 高山~白川郷~小矢部・砺波・高岡線 高山濃飛バスセンター方面
- 中日本ツアーバス
- 中日本ハイウェイバス バスタ新宿・東京ディズニーランド・バスターミナル・ウエスト方面
一般路線バス
[編集]- 加越能バス
- 砺波総合運動公園線 庄東センター行き/砺波市役所前行き
- 砺波市営バス
隣の駅
[編集]※JR西日本の観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」の隣の停車駅は、列車記事を参照のこと。
脚注
[編集]- ^ 『官報』(135頁)、1897年(明治30年)5月11日、印刷局
- ^ a b 石野哲、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編Ⅱ』(158頁)、1998年(平成10年)10月、JTB
- ^ 『官報』(130頁)、1899年(明治32年)6月8日、内閣印刷局
- ^ 『官報』(85頁)、1901年(明治34年)1月11日、内閣印刷局
- ^ 『開業二十年誌』(中越鉄道編、同書30頁、1916年(大正5年)5月、中越鉄道)には、「出町停車場狭隘を告け明治四十三年度下半期に於て之を改築」とある
- ^ a b 大正9年鉄道省告示第58号(『官報』、1920年(大正9年)8月17日、内閣印刷局)
- ^ 砺波市史編纂委員会編、『砺波市史資料編3 近現代』(560から561頁)、1993年(平成5年)、砺波市
- ^ 今尾恵介監修、『日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線 6号』(33頁)、2008年(平成20年)10月、新潮社
- ^ 昭和26年日本国有鉄道公示第190号(『官報』、1951年(昭和26年)8月9日、大蔵省印刷局)
- ^ 昭和29年日本国有鉄道公示第324号(『官報』、1954年(昭和29年)10月27日、大蔵省印刷局)。ただし、『官報』(1954年(昭和29年)11月9日、大蔵省印刷局)に誤字訂正あり。
- ^ 金沢鉄道管理局編、『北陸線の歩み 全線複線電化記念』(8頁)、1969年(昭和44年)10月、金沢鉄道管理局
- ^ 相賀徹夫、『国鉄全線各駅停車 7 北陸・山陰510駅』(175頁)、1984年(昭和59年)1月、小学館
- ^ 昭和49年日本国有鉄道公示第208号(『官報』、1974年(昭和49年)9月12日、大蔵省印刷局)
- ^ 『砺波市五十年史』(2004年3月25日、砺波市発行)534頁。
- ^ a b 昭和55年日本国有鉄道公示第108号(『官報』、1980年(昭和55年)9月20日、大蔵省印刷局)
- ^ 昭和60年日本国有鉄道公示第181号(『官報』、1985年(昭和60年)3月12日、大蔵省印刷局)
- ^ 昭和62年日本国有鉄道公示第210号(『官報』、1987年(昭和62年)2月5日、大蔵省印刷局)
- ^ 『西日本旅客鉄道、新たに3駅にみどりの窓口』平成4年6月19日日本経済新聞地方経済面北陸
- ^ a b 「明るく広々橋上駅発車 新砺波駅舎が開業」、『富山新聞』(22面)、1998年(平成10年)2月6日、北日本新聞社
- ^ 「祝砺波駅周辺整備事業完成」、『北日本新聞』(22面)、1998年(平成10年)4月7日、北日本新聞社
- ^ “JR西 富山県内9駅無人化 30年度までに氷見や城端、八尾駅”. 北日本新聞社. 2021年5月8日閲覧。
- ^ a b c 郡司武編、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地』43号(24頁)、2013年(平成25年)6月、朝日新聞出版
- ^ a b 川島令三編、『中部ライン 全線・全駅・全配線第6巻 加賀温泉駅 - 富山エリア』(35及び63頁)、2010年(平成22年)9月、講談社
- ^ データで見るJR西日本2016 - 西日本旅客鉄道
- ^ 営業エリア - ジェイアール西日本金沢メンテック
- ^ 砺波駅 - 西日本旅客鉄道
- ^ 草卓人監修・となみ野公共交通創造市民会議編、『城端線 あしたにつなぐ物語』、2015年(平成27年)3月、となみ野公共交通創造市民会議
- ^ 砺波駅コミュニティプラザがリニューアル 砺波の魅力発信の拠点に - 2015年(平成27年)10月25日、北日本新聞社
- ^ 公共施設15カ所に無料の無線LAN 1日からTST - 2012年(平成24年)3月28日、北日本新聞社
- ^ 日本国有鉄道貨物局編、『専用線一覧表 昭和45年10月1日』(209頁)、1970年(昭和45年)、日本国有鉄道貨物局
- ^ 統計年鑑 - 富山県
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 砺波駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道