福永有利
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福永 有利(ふくなが ありとし、1935年(昭和10年)5月8日 - 2015年(平成27年)5月6日)は、日本の法学者。専門は、民事訴訟法・破産法。神戸大学名誉教授、北海道大学名誉教授。元同志社大学教授。兵庫県加古川市生まれ。従四位瑞宝中綬章[1]。
妻は、大阪大学教授(大学院高等司法研究科)の千葉恵美子。門下生に、 成城大学法学部教授の町村泰貴がいる。
経歴
[編集]- 1954年 - 兵庫県立兵庫高等学校卒業
- 1958年 - 神戸大学法学部卒業
- 1960年 - 関西大学法学部助手(神戸大学大学院在籍のまま)
- 1963年 - 神戸大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学
- 1972年 - 関西大学法学部教授
- 1978年 - 広島大学政治経済学部教授(政治経済学部は、後に法学部と経済学部に分離改組)
- 1981年 - 北海道大学法学部教授
- 1991年 - 神戸大学法学部教授
- 1992年 - 北海道大学名誉教授
- 1999年 - 神戸大学名誉教授・帝塚山大学法政策学部教授
- 2003年 - 同志社大学法学部教授
- 2004年 - 同志社大学法科大学院教授
著書
[編集]単著
[編集]共著
[編集]- 『アクチュアル民事の訴訟』(井上治典)(有斐閣、2005年)
- 『新民事の訴訟:ある医療過誤事件の展開』(井上治典)(悠々社、2000年)
- 『民事の訴訟:事例でみる手続きの展開』(井上治典)(悠々社、1996年)
- 『民事の訴訟:ある事件の発生から解決まで』(井上治典)(筑摩書房、1987年)
- 『破産法』(林屋礼二、上田徹一郎)(青林書院新社、1977年)
共編著
[編集]- 『民事訴訟法の史的展開:鈴木正裕先生古稀祝賀』(有斐閣、2002年)
- 『倒産実体法:改正のあり方を探る』(商事法務、2002年)
- 『注釈民事訴訟法(5)・(6)』(有斐閣、1998年)
- 『新種・特殊契約と倒産法』(商事法務研究会、1988年)
- 『当事者』(上田徹一郎)(弘文堂、1984年)
脚注
[編集]- ^ 平成27年6月10日官報