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秘密の扉から会いにきて

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田村ゆかり > 田村ゆかりの作品 > 秘密の扉から会いにきて
「秘密の扉から会いにきて」
田村ゆかりシングル
B面 レリーフのひとかけら
I DO 愛
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル J-POPアニメソング
時間
レーベル キングレコード
作詞 畑亜貴
作曲 太田雅友
チャート最高順位
田村ゆかり シングル 年表
Fantastic future
2013年
秘密の扉から会いにきて
(2014年)
あのね Love me Do
(2014年)
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秘密の扉から会いにきて」(ひみつのドアからあいにきて)は、田村ゆかりの楽曲。畑亜貴が作詞、太田雅友が作曲を手掛けた。田村の24枚目のシングルとして2014年2月5日キングレコードから発売された。

音楽性

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本曲は、テレビアニメ『のうりん』のオープニングテーマに起用された。作曲を担当した太田雅友と曲の方向性に関する打ち合わせはしたものの、田村自身は具体的な指示はしていないという[3]

テンポが速く元気でかわいい曲に仕上がっており、サビでは前作同様フレーズが繰り返されている。歌詞も前作「Fantastic future」が分り易かったことから、畑にはシンプルにするよう依頼したという[3]

PVは、田園をドレス姿でオープンカーシボレー・インパラ)やスクーターを使って走る内容になっている。なお田村は堀江由衣の「Days」のような「走る」シーンに憧れていたため、PVに同内容が採り入れられた時は嬉しかったものの、走ったことで体に負担が掛かり、結果的に筋肉痛になったことを明かしている[4]。ちなみに車やブランコに乗るシーンは昔ながらの映像を表現するため敢えて合成にしたという。なお車のドアに書かれた「17」はジャケット撮影時と同じものであるという[5]

シングルリリース

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2014年2月5日にキングレコードから発売された。田村のシングルとしては前作「Fantastic future」から約10か月ぶりのリリースとなる。

カップリング曲の「レリーフのひとかけら」と「I DO 愛」は、当初10thアルバム『螺旋の果実』に収録予定であったが、バランスの問題で見送られた。しかし今作の制作に際し収録する運びとなった。「レリーフのひとかけら」は、人魚姫のように意思疎通が取れない気持ちを歌ったエモーショナルで切ない曲。アルバム制作時は「ひとりあやとり」とで悩んだという。一方「I DO 愛」は、かつて田村の楽曲を手掛けていた柘植敏道が作曲した曲で、ニュー・ウェイヴ調で一人称に「僕」を採用するなどフレッシュな内容に仕上がっている。そのためレコーディングでは「やんちゃな感じ」で歌ったことを明かしている[3]

シングル収録曲

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CDシングル[1]
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「秘密の扉から会いにきて」畑亜貴太田雅友太田雅友、EFFY
2.「レリーフのひとかけら」松井五郎佐々木裕EFFY
3.「I DO 愛」松井五郎柘植敏道柘植敏道
合計時間:

チャート

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チャート(2014年) 最高位
オリコン[2] 6
Billboard Japan Hot 100[6] 12
Billboard Japan Hot Animation[7] 1
Billboard Japan Hot Singles Sales[8] 7
サウンドスキャンジャパン[9] 7

カバー

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出典

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  1. ^ a b 秘密の扉から会いにきて【数量限定特典:プロマイド付】”. JBOOK. 文教堂. 2014年2月5日閲覧。
  2. ^ a b 「秘密の扉から会いにきて」 田村ゆかり”. ORICON STYLE. オリコン. 2014年2月16日閲覧。
  3. ^ a b c アニカンVol.131 2014, p. 1.
  4. ^ アニカンVol.131 2014, p. 2.
  5. ^ 田村ゆかり(インタビュー)「ナタリー - [Power Push] 田村ゆかり「秘密の扉から会いにきて」インタビュー (1/2)」『ナタリー』、2014年2月4日https://natalie.mu/music/pp/tamurayukari032014年2月5日閲覧 
  6. ^ Billboard Japan Hot 100 2014/02/17 付け”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2014年2月16日閲覧。
  7. ^ Billboard Japan Hot Animation 2014/02/17 付け”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2014年2月16日閲覧。
  8. ^ Billboard Japan Hot Singles Sales 2014/02/17 付け”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2014年2月16日閲覧。
  9. ^ 週間 CDソフト TOP20 2014年2月3日~2014年2月9日 調査分”. Phile-web. 音元出版. 2014年2月16日閲覧。
  10. ^ bang_dream_gbpの2022年4月30日のツイート2022年5月6日閲覧。
  11. ^ Pastel*Palettes 2nd Album「Pastel à la mode」”. BanG Dream!(バンドリ!)公式サイト. 2023年5月18日閲覧。

参考文献

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  • 澄川龍一『アニカン』Vol.131(2014年2月号)、MG2、2014年1月22日。 

外部リンク

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