秦由加子
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秦 由加子(はた ゆかこ、1981年4月10日 - )は、千葉県千葉市出身のトライアスロン選手[1]。キヤノンマーケティングジャパン・マーズフラッグ・ブリヂストン所属[1]。
経歴
[編集]3歳時に水泳を始め、10歳までスイミングクラブに通う[2]。13歳の時に、骨肉腫を発症し、右脚を大腿部より切断[2]。千葉市立蘇我小学校[3]、和洋国府台女子中学校・高等学校を経て、亜細亜大学国際関係学部に入学[1][4]。
大学卒業後は2004年4月にキヤノンマーケティングジャパンに入社[2]。入社後の26歳の時にパラ水泳のクラブチームに所属し、水泳を再開[2]。2010年アジアパラ競技大会に日本代表として出場[2]。2012年ロンドンパラリンピック出場は叶わず、所属していた稲毛インターでコーチからの誘いを受け、2013年にトライアスロン競技に転向[2]。急成長を遂げ、2016年リオデジャネイロパラリンピックに出場し、日本人最高の6位に入る[2]。2021年開催の2020年東京パラリンピックに出場[5]。
脚注
[編集]- ^ a b c “秦由加子”. ワールドトライアスロン. 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b c d e f g “秦 由加子選手トライアスロンパラ連続出場。大腿義足のトライアスリート”. パラサポWEB. 2022年6月12日閲覧。
- ^ “秦 由加子選手”. 千葉市 (2022年4月28日). 2022年6月17日閲覧。
- ^ “大学で多様な考え方を持つ多くの友人に出会ったことが、自分の視野を広げるきっかけとなりました。留学先での貴重な経験は、今でも競技活動の礎となっています。キヤノンマーケティングジャパン株式会社秦由加子国際関係学部 国際関係学科 2003年度卒業”. 亜細亜大学. 2022年6月12日閲覧。
- ^ “本学卒業生「秦 由加子さん」2020東京パラリンピック出場について”. 亜細亜大学. 2022年6月12日閲覧。