稲根神社 (御蔵島村)
表示
現在、リダイレクト削除の方針に従ってこのページに関連するリダイレクトを削除することが審議されています。 議論は、リダイレクトの削除依頼で行われています。 対象リダイレクト:稲根神社 (東京都御蔵島村)(受付依頼) |
稲根神社 | |
---|---|
所在地 | 東京都御蔵島村 |
位置 | 北緯33度53分40.6秒 東経139度35分36.2秒 / 北緯33.894611度 東経139.593389度座標: 北緯33度53分40.6秒 東経139度35分36.2秒 / 北緯33.894611度 東経139.593389度 |
主祭神 | 伊太氐和気命(いたてわけのみこと) |
社格等 | 旧郷社、式内社 |
創建 | 不詳 |
地図 |
稲根神社(いなねじんじゃ)は、東京都御蔵島村の神社。なお、集落の側にある神社は拝殿で、本殿(奥宮)は拝殿の約4キロメートル南の稲根ヶ森にある。
歴史
[編集]創建年代は不明である。ただ延喜式の式内社「伊太氐和気命神社」と比定されていることから、少なくとも延喜年間(901年 - 923年)には既に存在していたものと推測される。
伝承によれば、昔、稲根山に毎夜光り輝く物体があるのに気が付き、近くに寄ると木に鏡がかかっていた。そこで、鏡を神体とする神社を創建することになった。これが当社の起源である[1]。
当社には、一時三宅島に流刑となった多賀朝湖(後の英一蝶)の作品「板絵着色神馬図額」「板絵着色大森彦七図額」を所蔵している[2]。
本殿(奥宮)に参詣するには、山道しかないため、ガイド必須である[3]。
文化財
[編集]- 板絵着色神馬図額 多賀朝湖(英一蝶)筆(東京都指定有形文化財 昭和32年2月21日指定)[4]
- 板絵着色大森彦七図額 多賀朝湖(英一蝶)筆(東京都指定有形文化財 昭和32年2月21日指定)[5]
- 板絵着色島民生活労働図額(東京都指定有形文化財 昭和32年2月21日指定)[6]
交通アクセス
[編集]- 御蔵島港より徒歩15分(拝殿)。
脚注
[編集]- ^ 稲根神社東京都神社庁
- ^ 東京都歴史教育研究会 編『東京都の歴史散歩 下(歴史散歩13) 多摩・島嶼』山川出版社、2005年、248p
- ^ 御蔵島が奇跡の島と呼ばれる理由。厳しくも美しい魅惑の森海体験東京観光財団「TAMASHIMA.tokyo」
- ^ 板絵着色神馬図額 多賀朝湖(英一蝶)筆東京都
- ^ 板絵着色大森彦七図額 多賀朝湖(英一蝶)筆東京都
- ^ 板絵着色島民生活労働図額東京都
参考文献
[編集]- 東京都歴史教育研究会 編『東京都の歴史散歩 下(歴史散歩13) 多摩・島嶼』山川出版社、2005年
外部リンク
[編集]- 稲根神社 - 東京都神社庁