稲荷口駅
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稲荷口駅 | |
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駅舎 | |
いなりぐち INARIGUCHI | |
◄TK02 諏訪町 (1.6 km) (1.2 km) 豊川稲荷 TK04► | |
所在地 | 愛知県豊川市駅前通三丁目33 |
駅番号 | TK 03 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 豊川線 |
キロ程 | 6.0 km(国府起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
1,045人/日 -2019年[1]- |
開業年月日 | 1954年(昭和29年)4月1日 |
備考 | 無人駅(国府駅管理) |
稲荷口駅(いなりぐちえき)は、愛知県豊川市駅前通三丁目にある、名古屋鉄道豊川線の駅。駅番号はTK03。
歴史
[編集]開業時から無人駅である[2]。豊川線内で最も利用者が少ないため、かつては正月期間以外でも一部の列車が通過し、これを準急と称していた。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 開業。
- 1982年(昭和57年)12月15日 - 閉塞方式変更に伴い列車の通行を右側通行から左側通行に変更[3]。
- 2005年(平成17年)12月14日 - 駅集中管理システム開始及びトランパス導入。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
-
トランパス導入前
駅構造
[編集]交換設備を備えた島式ホーム1面2線の地上駅。駅舎へは踏切を渡って入る構造となっている。
駅集中管理システム(管理駅は国府駅[4])が導入された無人駅である。なお車椅子利用の際の連絡先は東岡崎駅[5]である。駅集中管理システム導入以前から無人駅となっており、当時はホームのみの純粋たる無人駅であった。
分岐器はスプリングポイントのため、通過列車(現在はなし)で行き違いがない場合でも必ず左側通行となり、下り列車には駅進入・発車時に25km/hの速度制限がかかる(上りは35km/h)。全線開通前は一時期終点であったため構内が長く取られており、一般道の踏切も2箇所ある。1番線の諏訪町方出発信号機は当駅折り返し列車用であるが、長い間赤が点灯したままとなっている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | TK 豊川線 | 下り | 豊川稲荷ゆき[6] |
2 | 上り | 国府・東岡崎・名鉄名古屋方面[6] |
南側には2番線の豊川稲荷駅方から分岐する留置線があったが、ほとんど使用されることなく1990年代に順次撤去されている。
ホーム上屋部材の一部には隣駅の豊川稲荷駅とともに、1897年カーネギー鉄鋼会社製のレールが使用されている。
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自動券売機
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ホーム
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駅名標
配線図
[編集] ← 豊川稲荷駅 |
→ 国府・ 名古屋方面 |
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凡例 出典:[7] |
利用状況
[編集]現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
- 『移動等円滑化取組報告書』によると、2019年度の1日平均乗降人員は1,045人である[1]。
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は943人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中230位、 豊川線(5駅)中5位であった[8]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は653人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中259位、 豊川線(5駅)中5位であった[9]。
『愛知県統計年鑑』、『豊川市の統計』各号によると、一日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年 | 総数 | 定期 | 備考 |
---|---|---|---|
1978(昭和53)年度 | 146 | 97 | [10] |
1979(昭和54)年度 | 181 | 128 | [11] |
1980(昭和55)年度 | 213 | 160 | [12] |
1981(昭和56)年度 | 236 | 184 | [13] |
1982(昭和57)年度 | 241 | 188 | [14] |
1983(昭和58)年度 | 243 | 175 | [15] |
1984(昭和59)年度 | 255 | 188 | [16] |
1985(昭和60)年度 | 258 | 205 | [17] |
1986(昭和61)年度 | 279 | 222 | [18] |
1987(昭和62)年度 | 286 | 230 | [19] |
1988(昭和63)年度 | 316 | 261 | [20] |
1989(平成元)年度 | 328 | 270 | [21] |
1990(平成 | 2)年度329 | 273 | [22] |
1991(平成 | 3)年度330 | 275 | [23] |
1992(平成 | 4)年度325 | 252 | [24] |
1993(平成 | 5)年度340 | 266 | [25] |
1994(平成 | 6)年度349 | 270 | [26] |
1995(平成 | 7)年度348 | 270 | [27] |
1996(平成 | 8)年度381 | 302 | [28] |
1997(平成 | 9)年度367 | 290 | [29] |
1998(平成10)年度 | 352 | 271 | [30] |
1999(平成11)年度 | 320 | 238 | [31] |
2000(平成12)年度 | 324 | 241 | [32] |
2001(平成13)年度 | 322 | 237 | [33] |
2002(平成14)年度 | 319 | 230 | [34] |
2003(平成15)年度 | 312 | 222 | [35] |
2004(平成16)年度 | 329 | 241 | [36] |
2005(平成17)年度 | 352 | 250 | [37] |
2006(平成18)年度 | 414 | 262 | [38] |
2007(平成19)年度 | 403 | 251 | [39] |
2008(平成20)年度 | 430 | 276 | [40] |
2009(平成21)年度 | 434 | 293 | [41] |
2010(平成22)年度 | 420 | 274 | [42] |
2011(平成23)年度 | |||
2012(平成24)年度 | |||
2013(平成25)年度 | 472 | [43] | |
2014(平成26)年度 | 472 | [43] | |
2015(平成27)年度 | 475 | [43] | |
2016(平成28)年度 | 476 | [43] | |
2017(平成29)年度 | 494 | [43] |
豊川線の駅では最も利用客が少ないが、近年は増加傾向である。
駅周辺
[編集]- 豊川稲荷 ※正式名称は豊川閣妙厳寺
- フィール豊川店
- サンヨネ 豊川店
- DCM豊川東店
- ライトオン豊川店
- ジーンズショップヤマト豊川店
- ハローワーク豊川
- 豊川年金事務所
- 豊川高等学校 ※豊川稲荷駅からより若干近い
- 美和通
- 千歳通
- 駅前通
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “令和元年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、868頁。
- ^ 服部重敬『名古屋本線東部・豊川線』 1巻、フォト・パブリッシング〈昭和-平成時代の名古屋鉄道〉、2024年、152頁。ISBN 978-4802134354。
- ^ 共通SFカードシステム「トランパス」を名古屋本線未導入駅10駅と豊川線3駅に導入します - 名古屋鉄道、2005年11月15日
- ^ 稲荷口駅 - 名古屋鉄道(2021年10月3日閲覧)。
- ^ a b “稲荷口(TK03)(いなりぐち) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和55年刊』、愛知県、1980年、222頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和56年刊』、愛知県、1981年、228頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和57年刊』、愛知県、1982年、240頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和58年刊』、愛知県、1983年、224頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和59年刊』、愛知県、1984年、224頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和60年刊』、愛知県、1985年、242頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和61年刊』、愛知県、1986年、236頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和62年刊』、愛知県、1987年、224頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和63年刊』、愛知県、1988年、224頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成元年刊』、愛知県、1989年、226頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成2年刊』、愛知県、1990年、224頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成3年刊』、愛知県、1991年、226頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成4年刊』、愛知県、1992年、230頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成5年刊』、愛知県、1993年、222頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成6年度刊』、愛知県、1995年、222頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成7年度刊』、愛知県、1996年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成8年度刊』、愛知県、1997年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成9年度刊』、愛知県、1998年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成10年度刊』、愛知県、1999年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成11年度刊』、愛知県、2000年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成12年度刊』、愛知県、2001年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成13年度刊』、愛知県、2002年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成14年度刊』、愛知県、2003年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成15年度刊』、愛知県、2004年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成16年度刊』、愛知県、2005年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成17年度刊』、愛知県、2006年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成18年度刊』、愛知県、2007年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成19年度刊』、愛知県、2008年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成20年度刊』、愛知県、2009年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成21年度刊』、愛知県、2010年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成22年度刊』、愛知県、2011年、第10章 運輸・情報通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成23年度刊』、愛知県、2012年、第10章 運輸・情報通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成24年度刊』、愛知県、2013年、第10章 運輸・情報通信
- ^ a b c d e 豊川市産業部商工観光課(編)『豊川市の統計 平成30年版』、豊川市、2019年、9 交通・観光
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 稲荷口駅 - 名古屋鉄道