穂波了
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穂波 了(ほなみ りょう、1980年5月31日[1] - )は、日本の小説家。千葉県生まれ。
経歴
[編集]千葉県在住。海城高等学校卒業。大学在学中から作家を志し投稿を重ねる。2003年、「虚」が第10回日本ホラー小説大賞(短編部門)の候補作に選ばれる[2]。2005年、「人体愛好家」が第4回『このミステリーがすごい!』大賞の候補作に選ばれる[3]。2006年、方波見大志(かたばみだいし)名義の投稿作「3分26秒の削除ボーイズ ぼくと春とコウモリと」で第1回ポプラ社小説大賞大賞を受賞[4]。同作を改題した『削除ボーイズ0326』で作家デビュー。
2019年7月、現在名義の投稿作「月よりの代弁者」(出版に際して『月の落とし子』に改題)が、第9回アガサ・クリスティー賞を受賞。
作品リスト
[編集]単行本
[編集]- 『削除ボーイズ0326』 (2006年10月、ポプラ社、ISBN 978-4-59-109472-3 / 2009年10月、ポプラ文庫、ISBN 978-4-59-111193-2)
- 『ラットレース』 (2007年10月、ポプラ社、ISBN 978-4-59-109956-8)
- 『月の落とし子』(2019年11月、早川書房 ISBN 978-4152098962 / 2021年10月、ハヤカワ文庫JA ISBN 978-4150315016)
- 『売国のテロル』(2020年9月、早川書房 ISBN 978-4152099686)
- 『裏切りのギフト』(2022年7月、双葉社 ISBN 978-4575245455)
- 『忍鳥摩季の紳士的な推理』(2024年4月、双葉社 ISBN 978-4-575-24737-4)
- 『月面にアームストロングの足跡は存在しない』(2024年8月、KADOKAWA ISBN 978-4-04-115068-9)
雑誌掲載作品
[編集]- 小説
- 「忍鳥摩季の紳士的な推理」 - 『小説推理』2023年2月、8月、12月号
- エッセイなど
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 第9回アガサ・クリスティー賞決定! (2019/07/08)(HAYAKAWA Online)
- ^ 日本ホラー小説大賞受賞作・候補作一覧1-23回|文学賞の世界
- ^ 『このミステリーがすごい!』大賞 » 最終審査講評
- ^ ポプラ社大賞に方波見さん/小説で最高の賞金2千万円 | 全国ニュース | 四国新聞社
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 楽天ブックス 方波見大志インタビュー - 『削除ボーイズ0326』刊行時のインタビュー