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立佞武多の館

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立佞武多の館
立佞武多の館
情報
用途 五所川原立佞武多の展示・保管および美術館
設計者 INA新建築研究所
施工 鹿島建設
建築主 五所川原市
管理運営 五所川原市商店街振興組合連合会(2010年4月1日より指定管理者
構造形式 鉄骨造
敷地面積 3,253.60 m² [1]
建築面積 2,457.75 m² [1]
延床面積 7,598.20 m² [1]
階数 地上7階、地下1階
竣工 2004年
所在地 037-0063
青森県五所川原市大町21-1
座標 北緯40度48分39.35秒 東経140度26分35.83秒 / 北緯40.8109306度 東経140.4432861度 / 40.8109306; 140.4432861 (立佞武多の館)座標: 北緯40度48分39.35秒 東経140度26分35.83秒 / 北緯40.8109306度 東経140.4432861度 / 40.8109306; 140.4432861 (立佞武多の館)
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立佞武多の館(たちねぷたのやかた)は、青森県五所川原市にある文化施設。五所川原立佞武多の常設展示・保管および展示ギャラリーにおける美術展示を主な目的とする。

概要

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五所川原市では、1996年(平成8年)に立佞武多(たちねぷた)行事が復活して以来、立佞武多をテーマとして市の活性化を進めている。

2000年(平成12年)の「五所川原市中心市街地活性化基本計画」で立佞武多を製作し収納するための施設を建設することになり、2002年(平成14年)に着工、2004年(平成16年)に開館した[2]。立佞武多の製作は3階の立佞武多製作所で行われている[2]

立佞武多展示室

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2012年作品 復興祈願・鹿嶋大明神と地震鯰(2012年8月12日)

立佞武多の大型のねぷたは毎年新作一基が製造され、それが3年間使用されることから、祭りでは常に3基のねぷたが出陣する[3](祭りではこのほかに町内・学校などで作られる中型・小型のねぷたも出陣し、総計18基ほどとなる)。このため立佞武多の館でも常に3基の大型ねぷた(当年制作、前年制作、前々年制作)が館内の展示室に展示、保管されている。

展示室は1階から4階まで及ぶ吹き抜け空間である。有料展示室の順路として、入館者は最初にエレベーターで4階まで上った後、ねぷたを観覧しながら展示室外周の回廊を通って1階まで降りる施設構成となっている[2]。また、祭りの際には当施設からねぷたが出陣することから展示室の壁の一部は高さ23mに及ぶ可動壁となっており、展示室スロープの一部を跳ね上げることによりねぷたの出入庫を可能としている。

立佞武多の館の建設前は駅前に仮設小屋を建てて保管していた[2]

美術展示ギャラリー

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2階に美術展示ギャラリーがある[2]弘前市出身の日本画家工藤甲人の『津軽の四季』をはじめ伊藤正規奈良岡正夫ら郷土ゆかりの作家の美術作品を常設展示している。また、年に数回企画展も行われている。

各階

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  • 1階 - 物産ホール『花しょうぶ』、多目的ホール、オープンカフェ『プラム』
  • 3階 - 立佞武多製作所
  • 4、5階 - 貸しスペース
  • 5階 - 遊楽工房「かわらひわ」
  • 6階 - 展望ラウンジ、レストラン『春楡』(はるにれ)

入館料・開館時間等

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開館時間

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立佞武多展示室

  • 9:00-19:00(4月 - 9月)
  • 9:00-17:00(10月 - 3月)

美術展示ギャラリー

  • 9:00-19:00

休館日

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  • 1月1日[4]
  • このほか美術展示ギャラリーの作品入替れを行う日も臨時休館となる。

入館料

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立佞武多展示室

  • 個人:大人600円、高校生450円、小中学生250円
  • 団体:大人540円、高校生400円、小中学生220円

美術展示ギャラリー

  • 個人:大人300円、高校生100円、小中学生100円
  • 団体:大人240円、高校生90円、小中学生90円

セット料金

  • 個人:大人800円、高校生500円、小中学生300円
  • 団体:大人720円、高校生450円、小中学生270円

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c 立佞武多の館 指定管理者募集要項” (PDF). 五所川原市. 2012年8月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e 石川宏之「五所川原市における立佞武多の館を核とした中心市街地の再生と地域振興」『都市住宅学』第57号、都市住宅学会、2007年、42-47頁。 
  3. ^ 立佞武多”. 五所川原市. 2024年1月12日閲覧。
  4. ^ 但し、「餅つき」イベントを行う年(2013年、2014年、2016年)は、1月1日も開館する。

関連項目

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外部リンク

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