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笠井勝彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

笠井 勝彦(かさい かつひこ)は、日本の裁判官公証人東京地方裁判所部総括判事などを経て、東京高等裁判所判事(第15民事部)を最後に依願退官し公証人となった。明治大学卒業。

経歴

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主な裁判

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  • 2005年11月18日 肝硬変の患者が検査を拒否したため、肝がんを早期発見するための検査をしなかった。そのため肝がんで死亡した。「患者から断られたときは検査の重要性を十分説明すべきだ。」として、日本赤十字社と担当医師に3600万円の支払いを命じた。
  • 2006年9月29日 NTT東日本の社員5人が配置転換されたのは、人事権の濫用で違法とし、同社に300万円の支払いを命じた。
  • 2007年6月15日 中国残留日本人孤児が、国は速やかな帰国措置と帰国後の自立支援を怠った等として国に損害賠償請求を求めた訴訟において、原告らの請求を棄却した。