笠原駅
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笠原駅 | |
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かさはら KASAHARA | |
◄市之倉口 (2.8 km) | |
所在地 | 岐阜県土岐郡笠原町 |
所属事業者 | 東濃鉄道 |
所属路線 | 笠原線 |
キロ程 | 4.6 km(新多治見起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)7月1日 |
廃止年月日 | 1978年(昭和53年)11月1日 |
備考 | 路線廃止に伴う廃駅 |
笠原駅(かさはらえき)は、かつて岐阜県土岐郡笠原町(現・多治見市)にあった東濃鉄道笠原線の駅(廃駅)である。同線の終着駅であった。
歴史
[編集]- 1928年(昭和3年)7月1日:笠原鉄道開業に際し開設。
- 1944年(昭和19年)3月1日:笠原鉄道が駄知鉄道等と合併し、東濃鉄道笠原線となる。
- 1971年(昭和46年)6月12日:乗客数の減少により、笠原線の旅客営業を休止。以降同線は貨物鉄道営業のみとなり、当駅は旅客駅としての役割を終え貨物駅となる。
- 1978年(昭和53年)11月1日:笠原線廃止により廃駅となる。
駅構造
[編集]旅客用の2面2線のホームを有していた。陶磁器製品を運搬するための貨物駅でもあったため、貨物用の引込み線、留置線、側線なども存在した[1]。当駅は東濃鉄道笠原線の中心の駅であり、車両基地、運転基地、工場、貨物積込設備を併設し、広い構内を有していた[1]。
乗客・貨物の推移
[編集]年度 | 乗車人員 | 降車人員 | 貨物発送トン | 貨物到着トン |
---|---|---|---|---|
1928 | 44,163 | 46,299 | 19,423 | 63,847 |
1929 | 59,778 | 62,254 | 3,855 | 16,686 |
1930 | ||||
1931 | 36,641 | 38,545 | 1,435 | 16,529 |
1932 | 32,344 | 33,889 | 2,185 | 16,892 |
1933 | 35,920 | 38,319 | 2,551 | 18,502 |
1934 | 36,121 | 35,412 | 3,757 | 17,613 |
1935 | 32,594 | 26,230 | 4,919 | 15,526 |
1955 | 165,481 | 165,476 | 1,874 | 12,017 |
1956 | 175,595 | 174,618 | 4,394.0 | 15,768.2 |
1957 | 161,426 | 160,990 | 4,356.2 | 19,290.6 |
1958 | 170,475 | 166,692 | 34,358.3 | 43,773.4 |
1959 | 168,353 | 163,237 | 5,950.7 | 32,691.3 |
1960 | 175,113 | 169,502 | 8,683.8 | 38,108.6 |
1961 | 143,809 | 138,744 | 16,021.2 | 31,821.4 |
1962 | 134,203 | 125,692 | 9,647.5 | 25,585.4 |
1963 | 136,410 | 125,704 | 9,490.7 | 31,614.9 |
1964 | 132,951 | 119,352 | 10,711.4 | 28,187.7 |
- 『岐阜県統計書デジタルアーカイブ』岐阜県より1936-1954年度は該当項目なし、1930年度はリンク切れ1965年度以降はネット未公開
現況
[編集]駅跡地は東鉄バス笠原車庫(多治見営業所)として利用されている。