笠取峠
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笠取峠(かさとりとうげ、かさどりとうげ)は日本の地名、峠の名称。
- 笠取峠 (鶴岡市)(かさどりとうげ) - 山形県鶴岡市の南西部、三瀬と同市小波渡の間にある旧羽州浜街道の峠(現在の国道7号は峠直下の鯵ヶ崎トンネルを抜ける)。海岸にせり出した山の中腹にあり、強い海風で笠を飛ばされることから笠取峠と呼ばれるようになったと伝えられる。
- 笠取峠 (長野県)(かさどりとうげ) - 長野県北佐久郡立科町と長野県小県郡長和町との境にある、旧中山道および国道142号の峠。標高は900 m。芦田宿と長久保宿の間にあり、旅人が上り坂で暑さと疲れのあまり、皆いつの間にか笠を取っていることから笠取峠と呼ばれるようになったと伝えられる。松並木が残り往時の面影を留めている。
- 笠取峠 (かつらぎ町)(かさとりとうげ) - 和歌山県伊都郡かつらぎ町教良寺にある、葛城の里と高野山とを結ぶ旧街道の峠。高野山街道と西高野山街道の間にあり、現在は車道はなく歩道のみ。
- 笠取峠 (四国中央市)(かさとりとうげ) - 愛媛県四国中央市新宮町馬立と同市新宮町新瀬川の間にある、旧土佐街道の峠(現在の国道33号は別経路)。