第二多項式
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数学において多項式列 {qn(x)} が、測度 ρ に関して直交する多項式列 {pn(x)} に付随する[1]とは、それが
で定義されることをいう。 {pn(x)} に付随する secondary polynomials(副次多項式列)、{pn(x)} に対する第二種の直交多項式列 (orthogonal polynomials of the second kind[2][1])とも言う。
ρ に関する各次数のモーメントが有限であるとき、このように与えられる各函数 qn(x) が実際に多項式となることは、単項式 xk (k = 1, 2, …) に対して tk − xk が t − x で割り切れることをみればよい[3]。特に n-次多項式 pn に対して qn は n − 1 次である[1]。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- Claude Brezinski (1980), Padé-Type Approximation and General Orthogonal Polynomials, International Series of Numerical Mathematics, 50, Basel: Birkhäuser-Verlag