第37独立自動車化歩兵大隊 (ウクライナ陸軍)
第37独立自動車化歩兵大隊 | |
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創設 | 2014年9月4日 |
所属政体 | ウクライナ |
所属組織 | ウクライナ陸軍 |
部隊編制単位 | 大隊 |
兵科 | 自動車化歩兵 |
兵種/任務 | 陸戦 |
人員 | 423人[1] |
所在地 | ザポリージャ州プリモルシク |
愛称 | ザポリージャ |
上級単位 | 第56独立自動車化歩兵旅団 |
担当地域 | ザポリージャ州 |
戦歴 |
ドンバス戦争 ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | ヴァシル・スロボディアン少佐 |
第37独立自動車化歩兵大隊(だい37どくりつじどうしゃかほへいだいたい、ウクライナ語: 37-й окремий мотопіхотний батальйон)は、ウクライナ陸軍の大隊。第56独立自動車化歩兵旅団隷下。
概要
[編集]ドンバス戦争
[編集]ウクライナ領土防衛大隊
[編集]2014年9月4日、ドンバス戦争の影響に伴い、ウクライナ領土防衛大隊の第37ザポリージャ領土防衛大隊として、ザポリージャ州ザポリージャで創設された[1]。
2014年10月から、ドンバス戦争に投入され、東部ドネツィク州の検問所に配備された。
ウクライナ陸軍
[編集]2014年11月、ウクライナ陸軍に編入し、ドニプロペトロウシク州駐屯の第93独立機械化旅団隷下に配属され、第37独立自動車化歩兵大隊に改編した[1]。
2015年2月23日、新編されたドニプロペトロウシク州駐屯の第56独立自動車化歩兵旅団隷下に転属した。
ロシアのウクライナ侵攻
[編集]東部・マリウポリ戦線
[編集]2022年2月24日から、ロシアのウクライナ侵攻では、南東部の要衝ドネツィク州マリウポリの守備隊としてウクライナ海軍の第36独立海軍歩兵旅団、ウクライナ国家親衛隊の第12特務旅団、アゾフ連隊と配備され[2][3]、増援の第10独立山岳強襲旅団と4月上旬までマリウポリ港の一部を防衛していたが、ロシア軍に市街地が制圧され、ウクライナ軍がアゾフスタリ製鉄所と港湾地区に分断された頃には撤退していた[4][5]。4月14日、第36独立海軍歩兵旅団とアゾフ連隊が合流に成功した際、アゾフ連隊のデニス・プロコペンコ連隊長は、海兵隊を「英雄」と称賛した一方で、逃亡および自発的に投降した軍人を「英雄」と呼ばないよう国民に呼びかけた[6]。
東部・南ドネツク戦線
[編集]2022年7月、東部ドネツィク州ヴォルノヴァーハ地区ヴェリカ・ノヴォシルカに配置されている[7]。
編制
[編集]- 大隊本部(プリモルシク)
- 第1中隊
- 第2中隊
- 第3中隊
- 迫撃砲中隊
- 防空小隊
- 偵察小隊
- 工兵小隊
- 補給小隊
- 通信小隊
- 衛生班
出典
[編集]- ^ a b c Окремі мотопіхотні батальйони (раніше батальйони територіальної оборони) Ukrainian Military Pages
- ^ “Units defending Mariupol” (英語). MilitaryLand.net (2022年4月13日). 2023年3月17日閲覧。
- ^ Russian Invasion Of Ukraine: The Battle Of Mariupol, Or A Ukrainian Stalingrad ワルシャワ研究所
- ^ Fighting to the last man: GUY ADAMS reveals how, deep in a network of tunnels beneath the smoking ruins of Mariupol, a diminishing band of bruised and bloodied Ukrainian soldiers is still holding out against Russian savagery デイリー・メール
- ^ Морпехи и "Азов" спасли полтысячи бойцов из порта Мариуполя – СМИ ウクラインスカヤ・プラウダ
- ^ マリウポリ防衛に参加する部隊指揮官2名、共同で呼びかけ動画公開 ウクルインフォルム
- ^ イーホル・シェフチュク 記念碑 ロシアの対ウクライナ戦争で死亡した人々