第63独立機械化旅団 (ウクライナ陸軍)
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第63独立機械化旅団 | |
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創設 | 2017年7月23日 |
所属政体 | ウクライナ |
所属組織 | ウクライナ陸軍 |
部隊編制単位 | 旅団 |
兵科 | 機械化歩兵 |
兵種/任務 | 機甲戦 |
人員 | 3,000人[1] |
所在地 | フメリニツキー州スタロコスチャンティノフ |
通称号/略称 | A3719 |
上級単位 | 第11軍団 |
戦歴 |
ドンバス戦争 ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | オレクサンドル・マルシュチャク大佐 |
第63独立機械化旅団(だい63どくりつきかいかりょだん、ウクライナ語: 63-тя окрема механізована бригада)は、ウクライナ陸軍の旅団。第11軍団隷下。
概要
[編集]ドンバス戦争
[編集]2017年7月23日、ドンバス戦争の影響に伴い、予備役部隊としてフメリニツキー州で創設され、10月からドンバス戦争に投入された[2]。
ロシアのウクライナ侵攻
[編集]南部・ヘルソン戦線
[編集]→「ダヴィディウ・ブリドの戦い」および「2022年ウクライナ夏季の反転攻勢」も参照
2022年4月、ロシアのウクライナ侵攻で南部ヘルソン州ベリスラウ地区に配備され、11月にロシア軍はドニエプル川西岸から撤退した[3][4][5]。部隊の指揮官は最前線に1か月前に発表されたばかりのロシアの動員兵が投入されていたため、敵部隊の練度が低く投降者が多かったと報告している[6]。
東部・バフムート戦線
[編集]→「バフムートの戦い」も参照
2022年12月、激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、バフムート北を防御した[7]。
東部・スヴァトヴェ-クレミンナ戦線
[編集]→「第二次クレミンナの戦い」も参照
2023年3月、東部ルハーンシク州セヴェロドネツィク地区に再配置され、7月からロシア軍の攻勢が強まり、クレミンナ方面で1個中隊が壊滅した[8]。2024年5月には他の部隊と協力してクラスター弾でロシア軍装甲戦闘車両10両を1回の攻撃で撃破する戦果を挙げた[9]。
東部・アウディーイウカ戦線
[編集]→「アウディーイウカの戦い (2022年)」も参照
2023年10月、1個小銃大隊が激戦地の東部ドネツィク州ポクロウシク地区に再配置され、アウディーイウカ方面に展開した[10]。
編制
[編集]出典
[編集]- ^ 63-я резервна бригада отримала власні казарми Ukrainian Military Pages
- ^ 私たちの物語 第63独立機械化旅団 Facebook
- ^ ウクライナ・へルソンの攻防、前線からの報告 BBC
- ^ Сили оборони встановили контроль у понад 60 населених пунктах Херсонщини – звернення Президента України ウクライナ大統領府
- ^ 動画:火囲み歌い踊るヘルソン市民 ウクライナ軍が公開 フランス通信社
- ^ Ukraine's 63rd Brigade gears up for Kherson push bne IntelliNews
- ^ МИСТЕЦТВО ВІЙНИ від ЗЛЮКИ БОБРА: підступні окупанти, русскій 第63独立機械化旅団 Facebook
- ^ Endless Russian assaults near Kreminna test Ukraine’s defenses キーウ・インディペンデント
- ^ 立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両を一度に焼き尽くす動画をウクライナ軍が投稿 ニューズウィーク
- ^ Вибуховий результат злагодженої роботи одного зі стрілецьких батальйонів 63 бригади в районі Авдіївки! Помітивши пересування 第63独立機械化旅団 Facebook