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笹沢信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

笹沢 信(ささざわ しん、1942年1月27日[1] - 2014年4月6日[2])は、文芸評論家

日本領だった朝鮮京城生まれ。本名・斎藤暹。戦後、山形県へ引き揚げ、中学から高校まで大分県臼杵に住む。1966年山形大学文理学部卒。山形新聞社に入社、文化部記者。1994年小説集『飛島へ』で山形市芸術文化協会賞受賞。1998年新聞社を退社。出版社「一粒社」を創設。近年は井上ひさしなど作家伝記を執筆。2013年『ひさし伝』で真壁仁・野の文化賞、山形市芸術文化協会特別賞受賞。

2014年4月6日、肺炎のため死去[1]

著書

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  • 『小説集 飛島へ』深夜叢書社 1994
  • 『ひさし伝』新潮社 2012
  • 藤沢周平伝』白水社 2013
  • 『評伝吉村昭』白水社、2014

編著

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  • 『新山形風土記 紅花読本』責任編集 一粒社 1998
  • 『新山形風土記 最上川読本』安食昭典と責任編集 一粒社 1998
  • 『新山形風土記 出羽三山文学紀行集成 永久保存版』編 一粒社 1999
  • 『山形県文学全集 第2期(随筆・紀行編)』全6巻 近江正人,川田信夫,鈴木実,武田正,堀司朗,吉田達雄共編 郷土出版社 2005

参考

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2012~2014』(日外アソシエーツ、2015年)p.263
  2. ^ 斎藤暹氏の死 - 書肆犀、2014年4月10日