筑後柳河駅
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筑後柳河駅 | |
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むつごろうランドに移設されたホーム上屋 | |
ちくごやながわ Chikugo-Yanagawa | |
◄東大川 (2.9 km) (3.3 km) 百町► | |
所在地 | 福岡県山門郡三橋町大字柳河 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 佐賀線 |
キロ程 | 15.5 km(佐賀起点) |
電報略号 | ヤワ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
238人/日 -1981年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)9月24日[1] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)3月28日[1] |
備考 | 路線廃止に伴う廃駅 |
筑後柳河駅(ちくごやながわえき)は、かつて福岡県山門郡三橋町(現・柳川市)大字柳河に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)佐賀線の駅(廃駅)である。佐賀線の廃止に伴い、1987年(昭和62年)3月28日に廃駅となった。
歴史
[編集]- 1931年(昭和6年)9月24日:国有鉄道佐賀線の瀬高駅 - 当駅間開業に伴い、新設[1]。一般駅[1]。
- 1933年(昭和8年)6月17日:当駅 - 筑後大川駅間が延伸開業。
- 1971年(昭和46年)10月20日:業務委託駅となる[2]。
- 1978年(昭和53年)6月15日:貨物の取り扱いを廃止[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取り扱いを廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)3月28日:佐賀線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅構造
[編集]廃止時は島式ホーム1面2線を有する業務委託駅で、急行「ちくご」の停車駅であった。
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廃線後の駅舎(1990年8月)
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廃線後の駅構内(1990年8月)
駅跡
[編集]駅跡は「YOU・遊の森公園」として整備されており、記念碑などは建てられていないが、かつての駅舎があった付近に写真付きの説明板が設置されている。また、佐賀駅側には福岡県道770号枝光今古賀線の陸橋があり、佐賀線を立体交差するため建設されたものの、現在としては意味の薄い橋となっている。また、当駅の屋根や線路が市営の運動公園「学童農園むつごろうランド」に移設されたが、公園の改装に伴い撤去された。
停車場線
[編集]駅前(駅跡)からは福岡県道733号筑後柳河停車場線が接続していた。起点は国道208号交点(柳河小塚交差点、旧・国道385号起点)、福岡県道23号久留米柳川線と一部重複し、当駅跡が終点となっていた。廃線・廃駅後も存続したが2019年に廃止されている。詳細は県道記事を参照。