諸富駅
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諸富駅 | |
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駅跡(2006年8月) | |
もろとみ Morotomi | |
◄光法 (2.3 km) (1.5 km) 筑後若津► | |
所在地 | 佐賀県佐賀郡諸富町大字為重 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 佐賀線 |
キロ程 | 7.8 km(佐賀起点) |
電報略号 | モロ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)5月25日[1] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)3月28日[1] |
備考 | 路線廃止に伴う廃駅 |
諸富駅(もろとみえき)は、かつて佐賀県佐賀郡諸富町(現・佐賀市)に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)佐賀線の駅(廃駅)である。佐賀線の廃止に伴い、1987年(昭和62年)3月28日に廃駅となった。なお、所在地の地名は「もろどみ」と読む。
歴史
[編集]- 1935年(昭和10年)5月25日:国有鉄道佐賀線の佐賀 - 筑後大川間開業に伴い、設置[1]。一般駅[1]。
- 1971年(昭和46年)10月20日:荷物取り扱い廃止[2]および旅客無人駅化[3]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物取り扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)3月28日:佐賀線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅構造
[編集]廃止時は多数の側線を有し、相対式ホーム1面2線を持つ列車交換が可能な駅であった。運転要員のみが配置され、営業上は無人駅であったが最晩年には出札が復活し、硬券乗車券や廃止記念入場券も発売された。また、瀬高駅方に1970年代頃まで、味の素九州工場の引き込み線があった。
駅跡
[編集]廃駅後は、町立体育館(現在の佐賀市立諸富文化体育館)や産業振興会館になっている。ホームなどの当時の設備は残っていないが、写真付の記念碑が建てられている。
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筑後川昇開橋と諸富駅の看板(2011年9月)