箕輪鼎
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箕輪 鼎(みのわ かなえ、天保10年1月[1](1839年) - 明治27年(1894年)1月2日[1])は、日本の政治家、実業家。衆議院議員。幼名は睦助、通称は勘三郎。
来歴
[編集]信濃国佐久郡三塚村(現長野県佐久市)に生まれる。生家は代々酒造業を営み、田野口藩の御用達を務めた。長じて寺子屋師匠となり、村の庄屋となる。龍岡城築城の際には普請奉行に任命された。明治維新後は村の戸長、南佐久郡書記などを歴任し、明治14年(1881年)には長野県会議員となる。同19年(1886年)下高井郡長となり、同23年(1890年)第1回衆議院議員総選挙に当選した。コレラ防疫や、水害罹災者の救助などに活躍した。