篠儀直子
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篠儀 直子(しのぎ なおこ、1965年[1] - )は、日本の翻訳家、映画研究者。
人物・来歴
[編集]愛知県生まれ。短大非常勤講師を経て、東京大学大学院総合文化研究科博士課程に在籍していた。表象文化論、アメリカ史専攻。
訳書に『フレッド・アステア自伝』[2]、『退屈 息もつかせぬその歴史』[3]、『関東大震災の想像力 災害と復興の視覚文化論』などがある[4]。
翻訳
[編集]- 『フレッド・アステア自伝』(青土社) 2006
- 『働かない 「怠けもの」と呼ばれた人たち』(トム・ルッツ、小澤英実共訳、青土社) 2006
- 『エドワード・ヤン』(ジョン・アンダーソン、青土社) 2007
- 『選挙のパラドクス なぜあの人が選ばれるのか?』(ウィリアム・パウンドストーン、青土社) 2008
- 『グローバル権力から世界をとりもどすための13人の提言』(ネルミーン・シャイク、青土社) 2009
- 『ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること』(ニコラス・G・カー、青土社) 2010
- 『ヒップ アメリカにおけるかっこよさの系譜学』(ジョン・リーランド、松井領明共訳、P-Vine Books) 2010
- 『寄生虫のはなし わたしたちの近くにいる驚異の生き物たち』(ユージーン・H・カプラン、青土社) 2010
- 『退屈 息もつかせぬその歴史』(ピーター・トゥーヒー、青土社) 2011
- 『BOND on BOND』(ロジャー・ムーア、スペースシャワーネットワーク) 2012
- 『関東大震災の想像力 災害と復興の視覚文化論』(ジェニファー・ワイゼンフェルド、青土社) 2014
- 『オートメーション・バカ 先端技術がわたしたちにしていること』(ニコラス・G・カー、青土社) 2015
- 『ミュージック 「現代音楽」をつくった作曲家たち』(ハンス・ウルリッヒ・オブリスト、内山史子, 西原尚共訳、フィルムアート社) 2015
- 『ファンタスティックMr.FOX ウェス・アンダーソンの世界』(ウェス・アンダーソン、マイケル・スペクター インタビュー、DU BOOKS) 2015
- 『フローレンス・フォスター・ジェンキンス 騒音の歌姫』(ダリル・W・ブロック、キネマ旬報社) 2016
- 『グランド・ブダペスト・ホテル ウェス・アンダーソンの世界』(マット・ゾラー・サイツ、小澤英実共訳、DU BOOKS) 2017
- 『沈黙と美 :遠藤周作・トラウマ・踏絵文化』(マコト フジムラ、晶文社) 2017
- 『酔っぱらいの歴史』(マーク・フォーサイズ、青土社) 2019
脚注
[編集]- ^ “篠儀直子 SHINOGI Naoko”. 10+1. LIXIL. 2014年9月14日閲覧。
- ^ 中条省平 (2006年11月19日). “書評 フレッド・アステア自伝”. BOOK.asahi.com. 朝日新聞社. 2014年9月14日閲覧。
- ^ 片岡義博 (2011年11月10日). “『退屈』ピーター・トゥーヒー著、篠儀直子訳”. 琉球新報. 2014年9月14日閲覧。
- ^ 木下直之 (2014年8月31日). “関東大震災の想像力 ジェニファー・ワイゼンフェルド著 災害と復興の視覚化見渡す試み”. 日本経済新聞. 2014年9月14日閲覧。
外部リンク
[編集]- 篠儀直子/ Shinogi Naoko (@phyl705) - X(旧Twitter)