米倉綽
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米倉 綽(よねくら ひろし、1941年 - )は、日本の英語学者。京都府立大学名誉教授。
人物・来歴
[編集]名古屋市生まれ。1965年三重大学学芸学部英語科卒、1970年名古屋大学大学院文学研究科博士課程(英文学専攻)2年中退。2004年「チョーサーにおける語形成についての記述的研究」で筑波大学・博士(言語学)[1]。奈良教育大学教授、京都府立大学教授、2007年定年退官、名誉教授、広島女学院大学教授を務め[2]、2012年退職。専門は中英語・英語史・語形成。フジテレビ「トリビアの泉」に英語関係のトリビアでよく出演していた。
著書
[編集]- 『歴史的にみた英語の語形成』開拓社言語・文化選書 2015.10
共編著
[編集]- 『中英語の初歩』(英語学入門講座 水鳥喜喬共著. 英潮社, 1997.2
- 『講座『マイ・フェア・レディ』オードリーと学ぼう、英語と英国社会』編著. 英潮社, 2005.2
- 『英語の語形成 通時的・共時的研究の現状と課題』編著. 英潮社, 2006.11
- 『ことばが語るもの 文学と言語学の試み』編著. 英宝社, 2012.3
- 『英語学が語るもの』中村芳久共編. くろしお出版, 2018.5
- 『英語の語の仕組みと音韻との関係』島村礼子,西原哲雄共著. (開拓社言語・文化選書) 2019.6
翻訳
[編集]- Edward D.Johnson『英文法ルールブック』富田かおる共訳. 荒竹出版, 1990.9
- マンフレッド・ゲルラッハ『英語史序説』古賀允洋共訳. 英潮社, 1992.11
- ジョルジュ・ブルシェ『英語の正書法 その歴史と現状』内田茂, 高岡優希共訳. 荒竹出版, 1999.6
- オットー・イェスペルセン『英語の成長と構造』監訳. 英宝社, 2015.3
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 『歴史的にみた英語の語形成』
- ^ reserachmap