米川和夫
表示
人物情報 | |
---|---|
生誕 |
1929年1月26日 日本東京都 |
死没 | 1982年1月2日 (52歳没) |
出身校 | 善隣外事専門学校、早稲田大学 |
学問 | |
研究分野 | 文学(ロシア文学) |
研究機関 | 明治大学 |
米川 和夫(よねかわ かずお、1929年1月26日 - 1982年1月2日)は、日本のロシア・ポーランド文学者、翻訳家。明治大学教授。
経歴
[編集]1929年、ロシア文学者・米川正夫の四男として東京に生まれた。善隣外事専門学校露語科を経て、早稲田大学露文科を卒業した。卒業後は明治大学教養部教授としてロシア語などを教えた。
家族・親族
[編集]翻訳
[編集]- 『回想のロシヤ文学』(エヌ・デ・テレショフ、池田晃共訳、和光社) 1955
- 『サーカスの少年』(グリゴローヴィチ、東京創元社、世界少年少女文学全集) 1957
- 『六号室 ほか』(チェーホフ、修道社、ロシア文学全集10) 1957
- 『人生論』(トルストイ、角川文庫) 1958
- 『金いろの狐』(アンジェイェフスキ、筑摩書房、世界文学大系) 1965
- 『とびはねて山を行く』(エージュイ・アンジェエフスキ、白水社) 1965
- 『少女ダダの日記 ポーランド一少女の戦争体験』(ヴァンダ・プシュイブィルスカ、角川新書) 1965、新版2023
- 『タンゴ ムロジェック戯曲集』(スワヴォーミル・ムロジェック、工藤幸雄共訳、テアトロ) 1968
- 『カラマーゾフの兄弟』(ドストエフスキー、集英社、世界文学全集) 1969
- 『幼年時代、少年時代、青年時代』(トルストイ、集英社、世界文学全集) 1970
- 『フェルディドゥルケ』(ヴィトルド・ゴンブローヴィッチ、集英社) 1970、平凡社ライブラリー 2004
- 『正義 / 秋の一夜』(レイモント、主婦の友社、ノーベル賞文学全集) 1971
- 『結婚』(W・ゴンブローヴィッチ、白水社、現代世界演劇3) 1971
- 『現代ポーランド短編選集』(吉上昭三共編訳、白水社) 1972
- 『天国の門』(イェージイ・アンジェイェフスキー、河出書房新社) 1972、恒文社 1985
- 『きみは猫である』(マグダ・レーヤ、左京久代共訳、晶文社) 1974。児童文学、和田誠絵
- 『ヨギヘスへの手紙』全4巻(ローザ・ルクセンブルク、伊藤成彦・阪東宏共訳、河出書房新社) 1976 - 1977
- 『ひとはどれだけのとちがいるか トルストイ(ロシア)のはなし』(トルストイ、コーキ出版) 1977
- 『封印された天使』(ニコライ・レスノフ、集英社、世界文学全集) 1980
- 『北の十字架 ポーランド詩集』(コンスタンティ・イルデフォンス・ガウチンスキほか、青土社) 1987