米正万也
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米正 万也(よねしょう まや、1965年[1][2] - )は、日本のアニメーション作家。京都精華大学芸術学部非常勤講師[3]。
独特の抽象アニメ—シヨンを製作するアニメーション作家として知られる[1]。
略歴
[編集]嵯峨美術短期大学に入学し、アニメーション制作を行う。1986年に嵯峨美術短期大学を卒業後、大阪府内で市立中学美術科教諭として6年間勤務する[2][4]。教職を退職し、京都市立芸術大学美術学部に入学し、アニメーション制作を再開する。イギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アートへの交換留学を経て1998年3月に京都市立芸術大学大学院を修了する[2][4]。
スケッチブックの綴じる部分をタップのようにし、子供の声と同期して柚象的な図形、色彩が跳ぴ回る様を描いた『believe in it』は、キャラクター物が全盛であったアニメーションの世界に一石を投じ、第2回(1998年)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞した[4]。
平成14年度(2002年度)の文化庁在外研修員(メディア分野)に選ばれ、エストニア共和国で1年研修を行う[1][2]。エストニア滞在中に現地の製本作家の協力を得て製作された『Üks Uks』は2005年Tricky Women 国際女性アニメーション映画祭(オーストリア)」のトレイラーに採用された[2][3]。
出典
[編集]- ^ a b c 横田正夫『日韓アニメーションの心理分析: 出会い・交わり・閉じこもり』臨川書店、2009年、239頁。ISBN 9784653040231。
- ^ a b c d e f “「びっしり書き連ねられた手書き文字、デジタルとアナログ両方が好き。」 - 米正万也 インタビュー”. クリッピン・ジャム(Clippin JAM). 2018年8月30日閲覧。
- ^ a b “米正万也 アニメーション&原画展「KINOMAYA」”. 同志社女子大学メディア創造学科 (2006年1月10日). 2018年8月30日閲覧。
- ^ a b c “優秀賞 - believe in it”. 文化庁メディア芸術祭. 2018年8月30日閲覧。