米沢りか
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米沢 りか(よねざわ りか、1966年1月11日[1] - )は、日本の漫画家。千葉県出身[1]。やぎ座のA型。
略歴
[編集]投稿4作目の『冬の終わりのインターバル』にて1985年度・第10回白泉社アテナ新人大賞優秀新人賞を受賞し『LaLa』1986年2月号(白泉社)に掲載された後[2]、同年・同社の『Cindy:LaLaスペシャルSUMMER増刊』掲載の『放課後の役たたず』でデビュー[3][1]。
少女漫画からエッセイ漫画まで幅広く執筆中。
漫画家デビュー前に制作アシスタントの経験が無くデビュー2ヶ月後に生まれて初めて経験した際はパニックになり、他のアシスタント達に色々教えを受け、成田美名子や原なおこのところ等で随分お世話になったと1989年のインタビューで語っている[1]。
代表作は、『無敵のヴィーナス』、『こっぱみじんの恋』、『アクション大魔王』など。
単行本リスト
[編集]コミックス
[編集]- その気にさせないで(白泉社、1989年10月発行、ISBN 9784592125211)
- だって夏よっ(白泉社、1990年9月発行、ISBN 9784592125228)
- 地図はいらない(全2巻、白泉社、1991年6月発行、ISBN 9784592125235)
- ブルー・ムーン(白泉社、1991年11月発行、ISBN 9784592125723)
- 無敵のヴィーナス(全2巻、白泉社、1993年5月発行、ISBN 9784592126232 )
- こっぱみじんの恋(全12巻、白泉社、1993年8月発行、ISBN 9784592126317)
- アクション大魔王(1 - 3巻白泉社、1995年5月発行、ISBN 9784592133902)
- しゃべくり大王(キング) (白泉社、1995年7月発行、ISBN 9784592127024)
- ちゃんと愛してる(白泉社、1996年2月発行、ISBN 9784592127253)
- 天使の繭(白泉社、1998年8月発行、ISBN 9784592177036)
- 放課後の役たたず(白泉社、2000年発行、ISBN 9784592118725)*デビュー作
- ミラクル(1 - 2巻白泉社、2000年4月発行、ISBN 9784592177616)
- ねこらぶ(白泉社、2006年1月10日発行、ISBN 9784592188957)
- 30婚miso・com(全15巻、講談社、2008年1月発行、ISBN 9784063406832)
文庫本
[編集]- ちゃんと愛してる(白泉社、1999年10月発行、ISBN 9784592871385)
- 無敵のヴィーナス(白泉社、2003年6月発行、ISBN 9784592887263)
エピソードほか
[編集]- かつて、関西テレビ制作・フジテレビ系列のテレビ番組『とんねるずのハンマープライス』に出演した際「稲川淳二の恐い話を電話で聞く権利」を落札した。
- 2012年まで、30歳前後の女性の結婚活動をモチーフにした『30婚miso・com』シリーズを連載。しかし少なくとも連載を開始した2007年時点では、米沢本人は独身である[4]。
- 菊池真理子著『毒親サバイバル』にて、インタビューで語った家庭環境が漫画化されている[5]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 白泉社 1989, p. 16.
- ^ 米沢りか 1986a, p. 407-438.
- ^ 米沢りか 1986b, p. 141-185.
- ^ 【独女通信】作者に聞く!三十路女の愛読書『30婚(miso-com)』のツボ!(独女通信)
- ^ “「腐った夕飯を出す母は、アルコール依存症の痴呆に」『毒親サバイバル』⑦ | ダ・ヴィンチニュース”. 令和2年4月9日閲覧。
参考文献
[編集]- 米沢りか「冬の終わりのインターバル」『LaLa 1986年2月号(通巻136号)』第11巻、第2号、白泉社、407-438頁、1986年、1986年2月1日。全国書誌番号:00029507。「第10回アテナ大賞優秀新人賞」
- 米沢りか「放課後の役たたず」『Cindy:LaLaスペシャル1986 SUMMER増刊』第1号、白泉社、141-185頁、1986年、1986年8月10日。全国書誌番号:00051212。「扉絵:アテナ大賞受賞第1作」
- 白泉社 編「CATCH UP WITH THE NEW FACE:米沢りか」『
COMiCATE NO.22』第22号、白泉社、全32頁、1989年(1989年7月発行)。「出身地・生年月日・星座・血液型・デビュー作など」(無料PR小冊子)