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米谷義郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

米谷 義郎(こめたに よしろう、1909年6月9日 - 1997年4月29日)は、日本の教育者石川県出身。東京府青山師範学校卒業後、東京都文京区立指ヶ谷小学校教頭、墨田区立隅田第二小学校長を経て、1970年に墨田区立錦糸小学校長を最後に教職を引退[1][2]

1931年に落合聡三郎、加藤光らとともに学校劇研究会(現在日本演劇教育連盟)を設立し、全国への学校劇の普及に貢献した[1][3][4]

1938年に日本水上競技聯盟(現在日本水泳連盟)による水泳指導者協会と水泳指導研究会の創立に従事[5]。1940年より日本水泳連盟普及委員として活動。文部省『水泳指導の手引き』『小学校学習指導要領(特別活動)指導書』に執筆[1]。引退後も、水泳指導者の育成や市民水泳教室など、長年にわたって水泳を推奨する活動を続けた。1977年には東京都三鷹市で水泳クラブ「楽水会」の発足、初代会長を務めた[6]

著書

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単著

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  • 『子どもの水泳指導』教育実践文庫、明治図書出版社、1953年[7]
  • 『学校行事を創造する』文教書院、1970年[8]

共著

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  • 『学校劇読本 5年生』実業之日本社、1954年[9]
  • 『図解水泳読本』吉田勝平共著、湖山社、1956年[10]
  • 『水泳教材:図解組み泳ぎ(シンクロナイズド水泳解説)』上野徳太郎共著、万有出版社、1956年[11]
  • 「道具や衣装も児童の手で」『学校劇と舞踊:新しい学芸会と新しい資料 小1-6 小4』教育技術連盟編、小学館、1957年、p. 218[12]
  • 「学芸会の劇指導」『学校劇と舞踊:新しい学芸会と新しい資料 小1-6 小2』教育技術連盟編、小学館、1957年、p. 18[13]

他(国立国会図書館オンライン

参照

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  1. ^ a b c 『学校行事を創造する』文教書院、1970年5月10日、209頁。 
  2. ^ 隅田第2小学校”. oss.obunko.com. 2021年6月10日閲覧。
  3. ^ 演劇教育』国土社、1993年。ISBN 978-4-337-65951-3https://books.google.com/books?id=S8W36L8AjpsC&newbks=0&printsec=frontcover&pg=PA154&dq=%E7%B1%B3%E8%B0%B7%E7%BE%A9%E9%83%8E&hl=en 
  4. ^ 帝京大学教育学部紀要 1:87-96 平成 25 年 (2013 年 )3 月 英米のドラマ教育の視点からみる低学年における劇活動 へんしん! おはなしつくろう! ごっこ遊びからお話づくり 劇づくりへ の検討 中山京子 1 2 小林由利子 1 帝京大学教育学部初等教育学科 東京都八 - PDF Free Download”. docsplayer.net. 2021年6月10日閲覧。
  5. ^ 日本水上競技聯盟 (1938). 機関雑誌:水泳: 14, 15. 
  6. ^ 三鷹市水泳連盟 (2008). “水しぶき”. 三鷹市水泳連盟創立50周年記念誌. 
  7. ^ 杉山登. 国内水泳書目録: 188. 
  8. ^ 国立国会図書館オンライン | National Diet Library Online”. ndlonline.ndl.go.jp. 2021年6月10日閲覧。
  9. ^ 学校劇読本. 5年生 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2021年6月10日閲覧。
  10. ^ 国立国会図書館オンライン | National Diet Library Online”. ndlonline.ndl.go.jp. 2021年6月10日閲覧。
  11. ^ 杉山登. 国内水泳書目録: 189. 
  12. ^ 学校劇と舞踊 : 新しい学芸会と新しい資料 小1-6. 小4 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2021年6月10日閲覧。
  13. ^ 学校劇と舞踊 : 新しい学芸会と新しい資料 小1-6. 小2 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2021年6月10日閲覧。