粟島火力発電所
表示
粟島火力発電所 | |
---|---|
種類 | 内燃力発電 |
電気事業者 | 東北電力ネットワーク |
所在地 |
日本 新潟県岩船郡粟島浦村字日ノ見山1491-12 |
北緯38度28分00.9秒 東経139度15分14.4秒 / 北緯38.466917度 東経139.254000度座標: 北緯38度28分00.9秒 東経139度15分14.4秒 / 北緯38.466917度 東経139.254000度 | |
5号機 | |
発電方式 | 内燃力発電(ディーゼル機関) |
出力 | 250 kW |
燃料 | A重油 |
営業運転開始日 | 1984年6月 |
6号機 | |
発電方式 | 内燃力発電(ディーゼル機関) |
出力 | 250 kW |
燃料 | A重油 |
営業運転開始日 | 1996年6月25日 |
7号機 | |
発電方式 | 内燃力発電(ディーゼル機関) |
出力 | 200 kW |
燃料 | A重油 |
営業運転開始日 | 2017年12月14日 |
8号機 | |
発電方式 | 内燃力発電(ディーゼル機関) |
出力 | 200 kW |
燃料 | A重油 |
営業運転開始日 | 2018年2月15日 |
粟島火力発電所(あわしまかりょくはつでんしょ)は、新潟県岩船郡粟島浦村内浦にある東北電力ネットワークの火力発電所。
概要
[編集]粟島内に電力を供給する内燃力発電方式の火力発電所。粟島浦村により1号機が建設され1963年8月に運転を開始。その後、2号機が新潟県により増設、両設備とも東北電力に譲渡された。以後、順次増設され6号機までが建設された[1]。一方で老朽化に伴い、1号機は廃止された。
2014年9月29日には、2号機から6号機まで全てを廃止し、7号機から10号機までを新設するリプレース計画が発表された。特徴として、冷却方式をこれまでの「海水冷却器」による水冷方式から「ラジエーター」による空冷方式に変更。これにより海域への温水の排出をなくし、環境負荷の低減を図る計画である[2]。この計画に基づき、同日に2号機は廃止された。2019年10月17日、10号機の運転開始とともに6号機が廃止され、リプレース工事が完了した[3]。
2020年4月、東北電力から子会社の東北電力ネットワークに移管された。
発電設備
[編集]設備 | 定格出力(kW) | 使用燃料 | 営業運転開始 | 廃止 | 冷却方法 |
---|---|---|---|---|---|
1号機 | 40 | A重油 | 1963年 8月 | 2002年 4月 9日 | 水冷(海水) |
2号機 | 100 | A重油 | 1970年11月 | 2014年 9月29日[2] | 水冷(海水) |
3号機 | 150 | A重油 | 1974年 6月 | 2017年12月14日[4] | 水冷(海水) |
4号機 | 150 | A重油 | 1978年 5月 | 2018年 2月15日[5] | 水冷(海水) |
5号機 | 250 | A重油 | 1984年 6月 | 2018年12月 | 5日水冷(海水) |
6号機 | 250 | A重油 | 1996年 6月25日[1] | 2019年10月17日 | 水冷(海水) |
7号機 | 200 | A重油 | 2017年12月14日[4] | ー | 空冷 |
8号機 | 200 | A重油 | 2018年[5] | 2月15日ー | 空冷 |
9号機 | 250 | A重油 | 2018年12月 | 5日ー | 空冷 |
10号機 | 250 | A重油 | 2019年10月17日 | ー | 空冷 |
出典
[編集]- ^ a b 『粟島火力発電所第6号機の営業運転開始について』(プレスリリース)東北電力、1996年6月25日 。2018年5月31日閲覧。
- ^ a b 粟島火力発電所2号機の廃止について ―経年化した2~6号機を廃止し、新たに7~10号機を新設― 2014年9月29日
- ^ 東北電力株式会社 (2019年10月17日). “粟島火力発電所10号機の営業運転開始および6号機の廃止について: 粟島における電力の安定供給確保のためのリプレース工事が完了”. 東北電力株式会社. 2019年10月17日閲覧。
- ^ a b “粟島火力発電所7号機の営業運転開始および3号機の廃止について~リプレース工事により、島内の安定供給を確保~”. 東北電力. 2017年12月16日閲覧。
- ^ a b 『粟島火力発電所8号機の営業運転開始および4号機の廃止について~リプレース工事により、島内の安定供給を確保~』(プレスリリース)東北電力、2018年2月15日 。2018年5月31日閲覧。