ナムツォ
ナムツォ | |
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位置 | 中華人民共和国チベット自治区 |
座標 | 北緯30度42分 東経90度33分 / 北緯30.700度 東経90.550度座標: 北緯30度42分 東経90度33分 / 北緯30.700度 東経90.550度 |
種類 | 塩水湖 |
国 | 中華人民共和国 |
延長 | 70 km |
最大幅 | 30 km |
面積 | 1,920 km2 (740 sq mi) |
平均水深 | 33 m |
最大水深 | 125 m (410 ft)[1] |
水面標高 | 4,725 m (15,502 ft) |
島 | 5 |
ナムツォ(納木錯)(チベット語:གནམ་མཚོ་ gNam-mTsho;中国語簡体字:纳木措)はナム湖とも呼ばれ、中華人民共和国チベット自治区内にある湖の一つ、中国第三の面積にして、標高が世界一の塩水湖である[2]。北緯30度30分~30度35分、東経90度16分~91度03分の間に位置する。海抜4718m。東西70km強、南北30km強。面積1,920km2強。最大深度33m。ナムツォの周りは雪で覆われた山脉と数千エーカーの広がる草原に囲まれ、聖者の天国との別名でも知られる。
チベット自治区のダムシュン県とパングン県にまたがっており、ラサの北100kmにある。
ナムツォはヤムドク湖とマーナサローヴァル湖と共にチベットの三つの聖なる湖と呼ばれ、チベット語で天の湖という意味である。モンゴル語名テングリノールも同義。未年のサカ・ダワの祭りの期間になると多くの人が巡礼に訪れる。湖の南西にはタシドル寺がある。
ニェンチェンタンラ山脈で最も美しい場所として知られている。そこの岩窟の庵は何世紀もの間、巡礼者が集まった。2005年には道の舗装が完成し、ラサからのアクセス・観光インフラ開発が容易となった。2009年に中華人民共和国国家級風景名勝区に認定された[3]。
湖水はニェンチェンタンラ山脈からの雪解け水からなる。気候は突然変わることが多く、ニェンチェンタンラ山脈の反対側では吹雪がよく起こる。
アクセス
[編集]ラサからG109国道で北へ向かい、左手にニェンチェンタンラ山の雪山を見てからダムシュン(当雄県)で新しい一般道路(国道でも省道・自治区道でもない)に入り、湖の東湖畔にあるナムツォ(納木錯)村に達する。 ラサから約100km。 [4]
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ Chinese, German scientists record new depth of Nam Co Lake
- ^ “色林错面积超过纳木错 成为我国第二大咸水湖_要闻_新闻_中国政府网”. www.gov.cn. 2021年3月25日閲覧。
- ^ 中華人民共和国国務院 (2009年12月28日). “国务院关于发布第七批国家级风景名胜区名单的通知 国函〔2009〕152号” (中国語). 中華人民共和国中央人民政府. 2023年2月5日閲覧。
- ^ 中英文対照『《西蔵游》旅游地図』(西安地図出版社、2009年) - 青蔵鉄道で広く配布している。