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紙中礼子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

紙中 礼子(かみなか れいこ、1958年[1] - )は、日本作詞家。日本音楽著作権協会正会員、日本作詩家協会[2]監事

来歴

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大阪府大阪市出身。大阪府立天王寺高等学校を経て、大阪薬科大学[3]を卒業する。

学生時代はシンガーソングライター志望であった(ピアノハモンドオルガンなどの楽器経験もある)。

薬剤師資格を取得して病院や薬局などに勤めながら作詞家を目指した。[4]1992年より約4年間広島に在住していたときには地元のタウン誌やPR誌などのライターをしていた。そこで取材した広島新生学園の歴史に感銘を受け、戦災孤児の救済、教育に尽力した学園を題材にしたノンフィクション『翔べ! 太陽の子供たち』[5] を1997年に上梓した。

作詞家としては長い下積みの末、2005年に三船和子「半分貸します」[6]、2007年に五木ひろし「せめて一日戻れたら」が、いずれも公募で選ばれ作品化される。それをきっかけにコンスタントに作品を発表するようになる。

2009年、「名前の無い恋」が第42回日本作詩大賞の入賞作品となる[7]

主な作詞作品

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著作

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  • 『翔べ!太陽の子供たち』鳥影社、1997年出版 この書籍を参考資料に「被爆地にたつ孤児収容所~2千人の父、上栗頼登~」が放送される[2021年8月6日 テレビ新広島(TSS )][9]

外部リンク

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脚注

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  1. ^ Webcat Plus
  2. ^ 日本作詩家協会一覧 紙中礼子 -日本作詩家協会
  3. ^ [現在の大阪医科薬科大学]
  4. ^ 「月刊カラオケファン」(株式会社ミューズ)2018年4月号54~55頁 連載『次代を担う作家たち 8』より
  5. ^ 広島新生学園の創設者上栗頼登氏の博愛に満ちた生き様を描いた作品 鳥影社発刊
  6. ^ 「歌謡サロン・演歌がええじゃん」第6回プロ歌手が唄う作詩募集 最優秀作詩賞『半分貸します』
  7. ^ 第42回日本作詩家大賞受賞作品 - 日本作詩家協会
  8. ^ 作詞担当 - 私の花
  9. ^ 本書は既に絶版となっていたが、TSSの番組放送がきっかけとなり、電子書籍として「翔べ!太陽の子供たち」は出版社ディスカヴァー・トゥエンティワンより復刻する。(2022/7/29)レーベル:ディスカヴァーebook選書