細谷亮太
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細谷 亮太(ほそや りょうた、1948年 - )は、日本の小児科医、文筆家。専門は、小児がん・小児のターミナルケア・育児学。
来歴
[編集]山形県に生まれる[1] 。実家は医院であった[1]。東北大学医学部を卒業後は聖路加国際病院小児科に勤めた[1]。1978年 - 1980年にテキサス大学M・D・アンダーソン病院がん研究所で勤務した(帰国後は聖路加国際病院に復職)[1]。2022年現在は聖路加国際病院小児科顧問を務める[2]。
趣味として俳句を嗜む[1]。細谷喨々の俳号を持ち石川桂郎に師事した。俳誌『一葦』(主宰:島谷征良)同人。[要出典]
仏教にも精通しており、四国八十八箇所札所の歩き遍路などもしている[要出典]。
著書
[編集]細谷喨々名
細谷亮太名
- 『パパの子育て歳時記』毎日新聞社 1990
- 『おめでたを知ったあなたへの手紙』婦人生活社 1993 月刊マタニティの本
- 『川の見える病院から がんとたたかう子どもたちと』岩崎書店 1995 「医師としてできることできなかったこと 川の見える病院から」講談社+α文庫
- 『よくわかるはじめての育児』講談社 1995
- 『ほんとうに大切なことがわかる育児の絵本 0~2才』高橋書店 1996
- 『赤ちゃんとの時刻』朝日新聞社 1998
- 『いのちを見つめて』岩波書店 1998 シリーズー生きる
- 『子育て育児の常識ウソ!?ホント?!』講談社 1999
- 『ぼくのいのち』永井泰子絵 岩崎書店 1999 いのちのえほん
- 『小児病棟の四季』2002 岩波現代文庫
- 『おっぱいはごちそう』脚本・監修 礒みゆき絵 童心社 2003 からだってすごい! かみしばい
- 『おにいちゃんがいてよかった』永井泰子絵 岩崎書店 2003 いのちのえほん
- 『ちちちマン』脚本・監修 高橋透絵 童心社 2003 からだってすごい! かみしばい
- 『いつもいいことさがし 小児科医が見た日本の子どもたちとおとなたち』暮しの手帖社 2005 のち中公文庫
- 『命のノート ぼくたち、わたしたちの「命」についての12のお話』講談社 2006 こどもライブラリー
- 『生きるために、一句』講談社 2007
- 『医者が泣くということ』角川書店 2007 のち文庫
- 『0~5歳細谷先生のわくわく子育て』小学館 2008
- 『今、伝えたい「いのちの言葉」』佼成出版社 2009
- 『優しさはどこから 小児科医・細谷亮太先生が贈る』婦人之友社 2009
- 『生きようよ 死んじゃいけない人だから』岩崎書店 2010
- 『いい日にしよう、ね! いのちを見つめるドクターの"ほのぼの日記"』主婦の友社 2011
- 『いつもいいことさがし 2』暮しの手帖社 2011
- 『なみだ』永井泰子絵 ドン・ボスコ社 2011
共編著
[編集]- 『小児診療と検査の基本手技 イラスト』阿部敏明共編 医学書院 1989
- 『こんなときどうする?赤ちゃん相談室』草川功共著 主婦と生活社 1996
- 『日本の四季旬の一句』坪内稔典、仁平勝共著 講談社 2002
- 『いのちの言葉 対談集』柳田邦男、山崎章郎、道浦母都子、徳永進,高史明共著 三輪書店 2005
- 『小児がん チーム医療とトータル・ケア』真部淳共著 2008 中公新書
- 『赤ちゃんと絵本をひらくひととき 『赤ちゃんと絵本をひらいたらブックスタートはじまりの10年』出版記念イベント 対談』佐々木宏子 ブックスタート 2010
- 『いざというとき必ず役立つ小児診療のコツ 症候・疾患別に、まず考えること、すべきことがわかる!』改訂版 編 羊土社 2012 ジェネラル診療シリーズ
翻訳
[編集]- Lynn S.Baker ほか『君と白血病 この1日を貴重な1日に』医学書院 1982
- チャールズ・M・シュルツ『チャーリー・ブラウンなぜなんだい? ともだちがおもい病気になったとき』岩崎書店 1991
- アメリカがん協会編 ジェラルド・P.マーフィー、ロイス・B.モリス、ダイアン・ラング著『がん 自分で選び、決定するために 早期発見・検査・診断・治療・回復まで』監訳 青木玲訳 保健同人社 1998
- ポール・シャワーズ作 ホリー・ケラー絵『きいてみようしんぞうのおと』福音館書店 2009
脚注
[編集]- ^ a b c d e 優しさはどこから―小児科医・細谷亮太先生が贈る - 紀伊國屋書店BookWeb
- ^ 小児科 スタッフ紹介 - 聖路加国際病院(2022年4月28日閲覧)