綾崎隼
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綾崎 隼 (あやさき しゅん) | |
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誕生 |
1981年2月(43歳) 日本・新潟県新潟市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
ジャンル | 青春、恋愛、ミステリー |
代表作 | 花鳥風月シリーズ、ノーブルチルドレンシリーズ |
主な受賞歴 | 第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞(2009年) |
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綾崎 隼(あやさき しゅん、1981年2月 – )は、日本の男性小説家。新潟県新潟市出身。
2009年、『夏恋時雨』で第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞し、『蒼空時雨』に改題して2010年メディアワークス文庫よりデビューした。
作風
[編集]優しく美しい物語等と評され、作者ブログなどでも、そのような感想が多く寄せられる。筆者本人がサッカーを趣味としており、登場人物の趣味などにすることがある。
恋愛を主題としながらも、全編に伏線を張り巡らせたミステリー的な要素を含む作品が多く、広告媒体では『恋愛ミステリー』などの表現で紹介される。
長編シリーズでは新潟の(架空の)名家「舞原家」や「千桜家」を中心とした物語が紡がれることが多く、作品間に幾つかのリンクが存在している。しかし物語は独立しており、登場人物もはほとんど一致せず、作中時期も異なる場合が多い。
近年は、本格ミステリ、SF、スポーツ小説など様々なジャンルを執筆している。
作品リスト
[編集]単行本
[編集]花鳥風月シリーズ
[編集]イラスト:ワカマツカオリ
- 蒼空時雨(2010年1月 メディアワークス文庫) - 第16回電撃小説大賞(2009年)選考委員奨励賞受賞作。2011年7月トライフルエンターテインメントにより舞台化。
- 初恋彗星(2010年5月 メディアワークス文庫)
- 永遠虹路(2010年7月 メディアワークス文庫)
- 吐息雪色(2010年11月 メディアワークス文庫) - 2012年12月トライフルエンターテインメントにより舞台化。
- 陽炎太陽(2013年5月 メディアワークス文庫)
- 風歌封想(2016年7月 メディアワークス文庫)
- 旋律月下(2020年3月 メディアワークス文庫)
ノーブルチルドレンシリーズ
[編集]→詳細は「ノーブルチルドレンシリーズ」を参照
全6巻 イラスト:ワカマツカオリ
- ノーブルチルドレンの残酷(2011年6月 メディアワークス文庫)
- ノーブルチルドレンの告別(2011年8月 メディアワークス文庫)
- ノーブルチルドレンの断罪(2012年4月 メディアワークス文庫)
- ノーブルチルドレンの愛情(2012年8月 メディアワークス文庫)
- ノーブルチルドレンの追想(2013年10月 メディアワークス文庫)- 短編集
- ノーブルチルドレンの初恋(2018年12月 メディアワークス文庫)
レッドスワンサーガ
[編集]イラスト:ワカマツカオリ
- レッドスワンの絶命(2015年3月 KADOKAWA)
- 【改題】レッドスワンの絶命 赤羽高校サッカー部(2018年6月 メディアワークス文庫)
- レッドスワンの星冠(2015年7月 KADOKAWA)
- 【改題】レッドスワンの星冠 赤羽高校サッカー部(2018年7月 メディアワークス文庫)
- レッドスワンの奏鳴(2016年1月 KADOKAWA)
- 【改題】レッドスワンの奏鳴 赤羽高校サッカー部(2018年8月 メディアワークス文庫)
- レッドスワンの飛翔 赤羽高校サッカー部(2018年9月 メディアワークス文庫)
- レッドスワンの混沌 赤羽高校サッカー部(2020年10月 メディアワークス文庫)
- レッドスワンの死闘 赤羽高校サッカー部(2020年11月 メディアワークス文庫)
- 青の誓約 市条高校サッカー部(2018年5月 KADOKAWA)
- 【改題】セレストブルーの誓約 市条高校サッカー部(2021年7月 メディアワークス文庫)
君と時計シリーズ
[編集]イラスト:pomodorosa
- 君と時計と嘘の塔 第一幕(2015年11月 講談社タイガ)
- 君と時計と塔の雨 第二幕(2016年2月 講談社タイガ)
- 君と時計と雨の雛 第三幕(2016年5月 講談社タイガ)
- 君と時計と雛の嘘 第四幕(2016年10月 講談社タイガ)
静鈴荘シリーズ
[編集]イラスト:ワカマツカオリ
- 世界で一番かわいそうな私たち 第一幕(2019年1月 講談社タイガ)
- 世界で一番かわいそうな私たち 第二幕(2019年3月 講談社タイガ)
- 世界で一番かわいそうな私たち 第三幕(2019年5月 講談社タイガ)
その他
[編集]- INNOCENT DESPERADO(2012年2月 メディアワークス文庫) - トイズファクトリー秋赤音(画)とのコラボレーション企画
- 命の後で咲いた花(2013年1月 アスキー・メディアワークス / 2017年1月 メディアワークス文庫)イラスト:ワカマツカオリ
- 赤と灰色のサクリファイス(2014年2月 メディアワークス文庫)イラスト:ワカマツカオリ
- 青と無色のサクリファイス(2014年3月 メディアワークス文庫) - 「赤と灰色のサクリファイス」と上下巻構成
- 未来線上のアリア(2014年8月 メディアワークス文庫)イラスト:藍山すけし
- 君を描けば嘘になる(2018年1月 KADOKAWA / 2021年7月 角川文庫)イラスト:青依青
- 盤上に君はもういない(2020年9月 KADOKAWA)
- 死にたがりの君に贈る物語(2021年5月 ポプラ社 / 2024年3月ポプラ文庫)イラスト:orie
- ぼくらに嘘がひとつだけ(2022年7月 文藝春秋)
- それを世界と言うんだね 空を落ちて、君と出会う(2023年3月 ポプラ社)
- それを世界と言うんだね(2023年3月 ポプラキミノベル)
- この銀盤を君と跳ぶ(2023年12月 KADOKAWA)
- 冷たい恋と雪の密室(2024年10月 ポプラ社)
その他の短編作品
[編集]- アンソロジー収録作品
- 「向日葵ラプソディ」 - 『19―ナインティーン―』(2010年12月 メディアワークス文庫)
- 「時の館のエトワール」 - 『謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー』(2017年10月 講談社タイガ)
- 雑誌掲載作品
- 「antinotice」 - 『電撃文庫MAGAZINE』Vol.21(2011年8月10日)
- 「花弁」 - 『電撃文庫MAGAZINE』Vol.22(2011年10月10日)
- 「Flashback」 - 『電撃文庫MAGAZINE』Vol.23(2011年12月10日)
- 上記三つは、「二人で書(描)いてみた」(秋赤音(画)とのコラボレーション企画)※『INNOCENT DESPERADO』に収録。
- 勇気の戦場 - 『小説現代』2018年7月号
- その他WEB連載など
- 電撃×ローチケHMV「連載小説『青の誓約 市条高校サッカー部』」
- 異世界サッカー革命(2017年12月)
- 夢見る頃は過ぎましたので(2018年1月)
- 二人きりの椅子取りゲーム(2018年2月)
- 青の誓約(2018年3月)
コミカライズ
[編集]- ノーブルチルドレンの残酷(2013年1月 - 2013年10月 シルフコミックス 全2巻) - 作画:幹本ヤエ
- 君と時計と嘘の塔(2016年10月 - 2017年8月 ARIAコミックス 全3巻) - 漫画:西ノ木はら
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 綾崎隼の徒然雑記 - 本人ブログ
- 作家・綾崎隼特集 - メディアワークス文庫の筆者特集ページ
- 綾崎隼 (@Syun_Ayasaki) - X(旧Twitter)