美濃太田駅列車空襲事件
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美濃太田駅列車空襲事件(みのおおたえきれっしゃくうしゅうじけん)は、1945年(昭和20年)8月14日に岐阜県美濃加茂市の国鉄(現在のJR東海)高山本線美濃太田駅で発生したアメリカ軍戦闘機による列車・駅周辺への機銃掃射による事件。
事件の概略
[編集]8月14日の正午過ぎ、空襲警報が鳴り、可児市広見方面より、艦載機が数機飛来。
低空飛行で、数機が25ミリ砲を撃ち込んできた。
被害
[編集]蒸気機関車数台が被弾大破。車庫も銃弾で被弾。
炭台の下で、二人が折り重なるように撃たれ病院に運ばれたが戦死した。
保存機関車
[編集]美濃加茂市本郷町1丁目古井小学校の運動場の隅に蒸気機関車「C58 280」が現在も展示されている。 説明板に、「…この機関車に弾丸があたり、ボイラーの中に弾丸が入っている」とある。