美郷町民歌 光あふれて
美郷町民歌「光あふれて」 | |
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作詞 | 滝田常晴 |
作曲 | 津雲優 |
採用時期 | 2006年2月27日 |
言語 | 日本語 |
美郷町民歌「光あふれて」(みさとちょうみんか ひかりあふれて)は、秋田県仙北郡美郷町が制定した町民歌である。作詞・滝田常晴、作曲・津雲優。
解説
[編集]2004年(平成16年)11月1日に仙北郡千畑町、六郷町、仙南村の2町1村が合併して成立をみた美郷町の町民歌である。平成の大合併では島根県と宮崎県でも同名の「美郷町」が成立したが、3町いずれも合併から早期に町民歌を制定している。
作成経緯
[編集]美郷町の前身に当たる千畑町・六郷町・仙南村の3町村では、以下の町村民歌を制定していた[1]。
合併協議会では、新町名としていずれの町村名も引き継がず「美郷町」に決定した時点でこれら3曲を合併後の新町歌として使用しないことが確定しており、町民歌を含め新町のシンボルに関する慣行の取り扱いは「新町において定める」方針が確認された[1]。
新町の発足後、合併協議会の合意事項に基づき2005年(平成17年)9月20日から10月31日まで町広報紙や公式サイトを通じて歌詞を募集し、全国から41篇の応募作が集まった。審査の結果、愛知県からの応募で明治百年頌歌「のぞみあらたに」などの作品で知られる滝田常晴の作品が入選したが、次点となった滋賀県からの応募で佐賀県の県民愛唱歌「風はみらい色」などの作品で知られる南英市の応募作「若いいぶき」が町のイメージソングとして使用されることになり、両曲ともシンガーソングライターの津雲優が作曲した。審査委員会では滝田の応募作を入選とした理由について「光あふれてというタイトルが新しい町にふさわしく、未来を創造している」ことが決め手になったとしているが、本作の24年前に愛知県知多郡阿久比町が制定した町民歌「阿久比讃歌 光あふれて」も美郷町民歌と同じく滝田が作詞したものである。
「光あふれて」は2006年(平成18年)2月27日付で正式に町民歌として制定された。2018年(平成30年)5月14日に航空自衛隊北部航空音楽隊が美郷町学友館でコンサートを開催した時は、音楽隊と町立美郷中学校吹奏楽部の合奏が行われた[4]。
参考文献
[編集]- 秋田魁新報社 編『ふるさとは歌われているか』(1981年) ISBN 4-87020-002-3
出典
[編集]- ^ a b “千畑町・六郷町・仙南村合併協議会の協議項目調整方針”. 千畑町・六郷町・仙南村合併協議会. 2023年4月26日閲覧。
- ^ 秋田魁(1981), p355
- ^ 秋田魁(1981), p351
- ^ “5.14【航空自衛隊北部航空音楽隊コンサートin美郷】”. 北部航空音楽隊. 航空自衛隊. 2023年4月26日閲覧。
関連項目
[編集]- 光あふれて - 北海道の道民歌。美郷町や阿久比町の町民歌とは同名異曲。
- 秋田県の市町村歌一覧