腰抜け二刀流
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腰抜け二刀流 | |
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監督 | 並木鏡太郎 |
脚本 | 三村伸太郎 |
製作総指揮 | 佐藤一郎 |
出演者 |
森繁久彌 轟夕起子 |
撮影 | 平野好美 |
製作会社 | 佐藤プロダクション |
配給 | 新東宝 |
公開 | 1950年9月26日 |
上映時間 | 76分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『腰抜け二刀流』(こしぬけにとうりゅう)は、1950年(昭和25年)製作・公開、並木鏡太郎監督の日本の長篇劇映画である。森繁久彌が映画出演2作目にして、初主演に抜擢されたミュージカル・コメディである。
略歴・概要
[編集]早稲田大学を卒業し[1]、第二次世界大戦前、東宝の前身の東宝映画に入社し、戦後、新東宝の設立に参加した[1]映画プロデューサーの佐藤一郎が、佐藤プロダクション名義で製作した作品である。マキノ・プロダクションのヴェテラン監督並木鏡太郎、山中貞雄が参加したことで知られる脚本家集団・鳴滝組出身の脚本家三村伸太郎といった大御所を新東宝に招き[2]、同年5月6日にマキノ正博(のちのマキノ雅弘)と離婚したばかりの轟夕起子[3]を、同年3月に並木が監督した『右門伊豆の旅日記』以来連続的に起用した[4]。
1947年(昭和22年)に東宝が製作・配給した『女優』に端役で出演した後[5]、ムーランルージュ新宿座の舞台で軽演劇に出演していた、佐藤と同世代で同じ早稲田大学出身の俳優・森繁久彌を主役に抜擢した[2]。
スタッフ・作品データ
[編集]- プロデューサー : 佐藤一郎
- 製作 : 佐藤プロダクション
- 上映時間 (巻数 / メートル) : 76分 (9巻 / 2,510メートル)
- フォーマット : 白黒映画 - スタンダードサイズ(1.37:1) - モノラル録音
- 公開日 : 日本 1950年9月26日
- 配給 : 新東宝
キャスト
[編集]- 宮本武蔵之助:森繁久彌
- おろく:轟夕起子
- 田村伸左エ門:江川宇礼雄
- 与茂作:岸井明
- 殿様:花菱アチャコ
- 淺次郎:田中春男
- 中村屋権六:左卜全
- 宇坂半兵衛:鳥羽陽之助
- おとせ:清川虹子
- おこと:香川京子